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■ 第39号                        ■■■■
■  市民ネットメールマガジン              ■□■□
■        2004/02/10                    ■■□■
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「市民ネットメールマガジン」第39号をお送り致します。(転載可)

☆ 今回は「もうひとつの市民文化祭」の報告など2件です。

1.「もうひとつの市民文化祭」の報告
2.原発の非常装置は使い物になるのか?

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1.「もうひとつの市民文化祭」の報告

 2月8日、市民プラザで「もうひとつの市民文化祭」を開催しました。
 当日の朝はかなり雪が降り出足が心配されましたが、会場が溢れるほどの参加者に来て頂きました。約160名の皆様に感謝申し上げます。
 さて、当日の文化祭は市民有志のボランティアによる、複数団体・企業、個人多数の協力により、目だった問題は無く運営できました。
 会場には盛り沢山のパネル展示やビデオ上映に、多数の展示見本や参加型実験企画もあり、充実した内容になったと思います。
 そして、コーラスや朗読、講演の内容などに対しても、お褒めの言葉や感謝を多数頂きました。以下に、参加者から寄せて頂きました、感想などを名称略にて転載させて頂きます(なお、括弧内は編集部による解説です)。

「感想」

・すばらしい文化の一面をみせていただき、ありがとうございました。H.T
・(講師の)菅谷先生の人柄の良さを感じました。(チェルノブイリ原発)事故は知っていましたが、どんな状況か、(病院の)設備の悪さにびっくりしました。その中で、先生が、その国の人が、中心で、自分は、「黒子」に徹するという言葉が、印象に残りました。ところで大人には、白血病等の、病気はでないのでしょうか(多くの病気が被曝に伴い発生し続けています)。M.M
・先生の言葉を、一度聴きたいと思っていました。ほんとうにありがとうございました。K.Y
・燃料電池いろいろためになりました(複数の燃料電池の実験装置を展示実演していました)。H.K
・先生の言葉、「納得して死ねる』とてもよい言葉で、感動しました。S.A
・世界一の原発をかかえて、もし事故がおきたら?とかんがえると、恐ろしいと思います。ニューエネルギーに移行できるといいですね。Y
・大変すばらしい文化祭でした。涙が止まりません。N.K
・先生のお話を、聞きたいと思ってきました。コーラス、朗読とも熱意がこもっていて、感心しました。先生のお話は、本当に聞けてよかった。皆さんご苦労様でした。N.Y 長岡(コーラスは、刈羽郡病院の「ひまわりコーラス」の皆様に歌って頂きました。朗読は、チェルノブイリ事故の被害にあった子供たちの話を、その子供たちと同年齢の中高生が朗読しました)
・とにかく、クリーンエネルギーの開発、利用、推進をすべきと考える。S.T
・先生のすばらしいお話を、聞かせていただきありがとうございました。チェルノブイリの放射能事故による、理不尽にさらされる、深い悲しみを覚えました。同時に国や行政に対して、強いいきどおりを感じました。W.T
・公、官の力を借りずに、ボランティアの力で実行しているよさを改めて認識しました。もっともっと多くの人に原発のない社会実現があらゆるリスクがないということを訴えていきたいです。A.T
・都合で講演を聴くことができず残念です。企画の一部に接することができ、感謝いたしております。ありがとうございました。H.T
・大変良い企画でした。ひまわりコーラスすてきでした。桑山さんをはじめ、実行委員会の方ご苦労様でした。籠島君司会すばらしかった。立派に成長されましたね。T.K
・たくさんの市民の皆さんが参加されていることについて、驚き、そしてうれしく思いました。労働組合でも、反原発運動に取り組んでいますが、今日の会にその組合関係者が少ないことを残念に思います。実行委員会の皆様、本当にご苦労様でした。I.T
・実行委員会の皆様、ご苦労様でした。M.J
・講演内容はとてもわかりやすく、前向きでした。柏崎の若者にも、もっと参加してほしい、催しでした。
・チェルノブイリ事故が、いかに子供たちをくるしめているか、改めて感じました。ただ、これから、なにをしたらいいのか、具体的に教えてほしい。自分たちで考えなければいけないのかもしれないが、「突然の死がきても、納得して、受けられることをする。』という(講師の)言葉が印象的。
・チェルノブイリの原発事故に合わせ、昨年のベトナムの枯葉剤の被害の実情を観、その根本は同じ、平和を願い、戦争につながるすべてを排除しよう。
・とても感動しました。菅谷先生の優しい目が印象的でした。
・劣化ウラン弾、ウラン鉱山発掘、原爆、人類はなんておろかなことを、くりかいしているのだろう。日本は、もっと声を大きくしても良いと思う。  以上

 なお、多くの皆様から貴重なカンパを頂きました。文化祭実行委員会あて36,870円、チェリノブイリ基金あて30,700円でした。ありがとうございます。

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2.原発の非常装置は使い物になるのか?

 東電の原発内にあった多量の異物問題ですが、2月9日の報道によると、一度調べ終わったはずの原発から、また多数の異物が発見されました。この前の検査がずさんである可能性が高いようですが、検査後に落としたのならばより問題です。
 東電は、目詰まりの心配はないといっていますが、50%目詰まりしただけで非常装置は使い物にならなくなるのです。異物の数ですらはっきり把握できていない状況で、目詰まりを起こすような細かなゴミがある可能性があること、配管が破断した時にまさに非常装置が必要となっているのに、詰まりかねないゴミが大量に出て非常装置が働かなくなる可能性が高いこと、などのことなどを考えるとほうっておけない重要な問題です。
 しかし、1月中旬ごろに、県や市にこの問題について確認したのですが、彼らはこうした問題がありうるとは考えていませんでした。
 2月8日の講演会で菅谷さんは「日本はチェルノブイリの教訓を学ばない」と嘆いていました。9日、東電は運転再開を地元自治体に要請しましたが、こういったことに対する調査、対策もとられないままの運転再開など、許されないと思います。

 以下に、当地と同様の問題がある福島で、複数団体が国や東電と最近交渉した際に、原子力安全・保安院に渡された要請書を転載します(東電にも同様の要請書が渡されました)。

2004年1月29日
原子力安全・保安院院長 佐々木宣彦 様

 緊急時の圧力制御プール・ストレーナー閉塞問題の解決を求める要請書

 スウェーデン・バルゼベック原発2号機や米国・ペリー原発、リメリック原発1号機で発生した圧力抑制プールのストレーナー閉塞事故は、ストレーナーに捉えられた繊維状の物質が層となり、フィルター化することで微粒子を捉えますます閉塞するという現象でした。これを受けて米国NRCは、1995年、冷却材喪失事故発生時にECCS(非常用炉心冷却系)が働かなくなることで炉心溶融を引き起こす可能性があるとし、全米のBWR(沸騰水型)原発事業者にストレーナーを大型のものに変更するなどの対策をとるよう勧告しました。日本では、作業改善策として保温材をアスベストから他の金属などに95%変えたことや、プールに異物がないことが定期検査や塗装時の検査で確認されているという理由で、この対策が講じられていません。
 原子力安全・保安院は、2003年9月「原子炉格納容器圧力抑制室の塗装に関する申告について」において「我が国の原子力発電所ではゴミが水源(圧力抑制室等)に流入しにくい構造となっていることや保温材の材質が海外プラントと異なる等により、特段の問題が確認されない」としました。しかし、昨年来の圧力抑制プールの異物公表によって、「異物がない」というのも、「ゴミが流入しにくい構造」であるというのも虚偽であることが明らかになりました。
 東京電力の安全評価では、検査の際に落下したとされるプール内で発見された、大物の異物の影響しか対象にされていません。しかし、ECCSの作動は、配管破断の冷却材喪失事故発生時であり、破断口から流出する保温材の影響など、最悪の想定条件で評価しなければなりません。貴院は、昨年11月20日付けで原子力安全委員会へ報告を提出していますが、安全評価について事業者追認の姿勢に終始しております。わたしたちは、ストレーナー閉塞問題の必要な対策と、厳しい安全評価をしないまま運転再開することは、県民住民の安全と安心を軽視することで認められません。保安院は自らの不明を恥じ、事業者任せの姿勢を改めなければ、福島県民の信頼を得ることは不可能であると知るべきです。
 この際、以下申し入れます。2月15日までに文書回答されるよう要請します。

                 記
1、東京電力に対し、圧力抑制プール浄化装置やストレーナーの改良など必要な措置をとり、ストレーナー閉塞について厳しく安全評価をやり直すよう求めること。

2、ストレーナー閉塞問題について県民・住民への説明会を行い、停止炉の運転再開にあたっては、必要な措置と安全評価をやり直した上でなければ認めないこと。

3、保安院として、ストレーナー閉塞の可能性について、独自に調査分析・評価を行うこと。
       以上
いわきに風を  原発いらない いわき市民の集い  ストップ!プルトニウム・キャンペーン
脱原発ネットワーク・会津  脱原発福島ネットワーク  福島原発30キロ圏ひとの会  双葉地方原発反対同盟

 なお、脱原発福島ネットワークが1月20日に、東電と国に出した公開質問書は以下から読めます。
・「圧力制御プールの異物とストレーナー閉塞問題の公開質問書」
http://www.ht-net21.ne.jp/~kannoyu/datugen/20040121-ECCSsitumon.html

 この問題に関する詳細は以下のページよりふくろうの会の資料を参照して下さい。
・「サプレッションプールの異物とECCSの機能喪失」
http://member.nifty.ne.jp/fukurou-nokai/strainer-031223-f.pdf

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 特にプルサーマルや原発については、私達が命を預けなければならないにもかかわらず、悲しいことにマスコミや国の情報はかたよっている事があり、そのため、出来るだけ多方面からの情報を得て、状況を把握する必要があります。
 そして誰もが安心・安全にこの美しいふるさとで幸せに暮らすために、何が本当に必要でどうしていったら良いのかを、共に考えていければと思っています。このメールマガジンがそのための一助になればと願っています。〜

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