概要

 STARはパーソナル・コンピュータ用に開発された統計分析プログラムの愛称です。
 (STatistical Analysis Rescuers:統計分析救護員)。
 以下のプログラムを保有します。
度数の分析
 度数の集計表に合わせて、直接確率計算、カイ二乗検定のプログラムを用意しています。
 特に、カイ二乗検定の結果が有意であった場合に、自動的に残差分析を実行します(その有意性に貢献したセルを割り出します)。
分散分析
 3要因までの分散分析のプログラムを用意しています。各条件のデータ数が等しくない場合に重みづけをしない平均を用いて分析します。
 最大の特徴として、交互作用が有意なとき自動的に単純主効果検定を実行し、さらにその結果に応じて多重比較を実行します。

 ■実装されている多重比較法
  • LSD法(最小有意差法)
  • Tukey-kramer法(HSD法)・・参加者間計画のみ
  • Bonferroni法
  • Holm法
相関分析
 相関係数計算は、相関係数(correlation coefficient)を計算します。多変数の場合は相関マトリクス表を作成します。
 順位相関計算は、順位相関係数(rank correlation coefficient)を計算します。散布図を描いてみて曲線相関が予想されるようなときに使用します。