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■ 第11号 ■■■■
■ 市民ネット メールマガジン ■□■□
■ 2002/01/17 ■■□■
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「市民ネット・メールマガジン」第11号をお送りいたします。(転載可)
☆ 新年の挨拶と決意表明
「アメリカ中枢部が攻撃されたあの事件によって、新たな原発の危険性も明らかになりました*。そして、地域をおおう不況の影響から仕事になりそうなら、プルサーマルでも原発増設や使用済み核燃料の中間貯蔵でもやってくれ。という人たちもいるようです。しかし、電力自由化の中でお荷物の原発にあえいで倒れそうな東電に頼るのは愚かです。西欧では新エネに切り替えて雇用を数万人も増やしました。今年こそプルサーマル計画は白紙撤回させたいですが、夏に予定される原発の定期検査時にプルサーマルを始めたい人たちは懲りずにいます。何としてもプルサーマルを無期延期させるべく今年も一緒に活動していきましょう。皆さま宜しくお願い致します!!」 *アメリカの保健福祉省が原発テロに備え160万人分のヨウ素剤を購入、更に6百万人分を今年中に購入予定との報道記事も届いています。
☆ 今回はミニ集会の案内など4件です。
1.第3回市民ネットミニ集会を開催します
今回は市民プラザです。ぜひご参加ください。
2.柏崎刈羽原発の事故で作業者退避!
住民の知らない間に、敷地内の関連作業員は帰宅(避難?)させられていました。
3.経産省の担当者が許しがたい発言
経産省の担当者が、原発のおかげで豊かになったんだから感謝してもらいたいと発言。
その後、揉み消しを図るS市会議員の奇妙な行動。
4.ちょっと気になるホームページ集
1.第3回市民ネットミニ集会を開催します
時間 1月26日(土曜日) 午後1時半〜3時
場所 市民プラザ3階 302号室 (市民プラザ⇒ http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp/life/plaza/index.htm )
内容 ビデオ “ブッダの嘆き” インド、ウラン精錬工場周辺の現状(目を覆うばかりの放射能汚染の現状をレポートしたビデオです)
市民ネットのめざすもの 桑山
プルサーマルのはなし 本間
新しいエネルギーのはなし 北岡
参加された皆さんとの話合い
2.柏崎刈羽原発事故で作業者退避!
12月20日、5号機タービン建屋内でバルブの閉め忘れによる放射能漏れ事故が発生。建屋内に放射性ガスが漏れた。このバルブの閉め忘れの背景には、これまでは定期点検中に行われていた作業を、定期点検の期間短縮のために運転中に行う事にしたという変更がある。今年15件目となる事故に東京電力の安全管理全体に不安を持たせるものである。
さらに事故の後、下請けの労働者らが帰宅させられたうわさがあり、週明けに刈羽村の武本元村議らが市に確認したが不明。その後の追及で、構内にいた全作業員240人が避難していたことが判明した。またも、住民は放って置かれたのである。さすがにこれには、市の助役も不快感を示した。
(参考資料)
2001年柏崎原発での事故 2001年12月31日 武本和幸氏整理
◇ 1/15 5号機(再循環ポンプの油漏)12/22当直員が発見、1/15公表、1/19−1/22 出力を30%に低下 交換 「効率優先対応」
◇ 3/07 2号機(格納容器、雰囲気ダスト内、放射能検出)通常値10cpsが最高46cpsに、4/16交渉時は12cps
◇ 4/05 5号機(制御棒手動制御系異常)9:50発生、操作補助盤の基板2枚交換、18:15復旧 <*1> 発表は4/13 事故隠し?東電では、今回が初めての事故であった。 「老朽化」
◇ 5/14 1号機(定期検査中、タービン建屋で仮設分電盤から出火、発煙)
◇ 5/20 6号機(格納容器内、原子炉補機クーラーの冷却水漏れ)6/19原子炉を停止 配管の弁のパッキン劣化が原因 「住民投票中は発表せず」
◇ 7/05 1号機(ポンプ室で600gの水漏れ)作業員の閉め忘れミス。「作業ミス」
◇ 7/08 5号機(制御棒手動操作系異常)6:00発生、制御棒駆動補助盤の基板1枚交換16:29復旧 発表7/12、事故隠し 「老朽化」 <*2>
◇ 7/12 1号機(サプレツションプール水漏れ)建屋地下5階床放射能を含む水2リットル 発表内容矛盾 (放射能量は7×104ベクレル)作業員のバルブ閉め忘れミス。 「作業ミス」
◇ 7/13 5号機(制御棒手動操作系異常)12:00発生、制御棒駆動補助盤の基板1枚交換、14:00復旧 7/8と同じところ 「老朽化」 <*3>
◇ 7/21 7号機(放射線監視モニタ数値が上昇)主排気筒モニタ、保安制限値の1/5000、26日に出力60%にし、燃料集合体の特定調査(その後、特定できたか否かは未確認)東電はABWR(6・7号機に多発していることを認め、金属片が入らぬよう集合体底部にデブリフィルターを装着するとしている)流量変化が問題 「ABWR燃料破損」
◇ 7/27 6号機(制御棒操作監視系制御盤異常)15:08発生、電源装置を交換、17:46復旧。発表は7/30。
◇ 9/07 4号機(定検中、原子炉冷却材浄化系・熱交換器内漏水発見)定期検査を1か月延期、熱交換器伝熱管219本中3本に損傷。この場所の被曝管理量は雰囲気として、0.3ミリSV/Hが限度で建星の中でも高い方、作業時間は20分以内という厳しい場所、検査・交換作業には多数の技術労働者が必要。事故処理に関し、これまでにない労働者被曝の危険が高い事故。これも、初めての事故。 「被曝労働」
◇ 9/19 5号機(制御棒手動操作系異常)3:43発生、制御棒駆動補助盤基板交換、7:58復旧。7/8、7/13の事故と同じ箇所での事故、東電は次回定検(H14年1月)に基板185枚を全部交換すると言う。当方は、速やかな交換、それができないなら、運転停止を要求している。 「老朽化」 <*4>
◇ 11/20 4号機(タービン駆動原子炉給水ポンプ用蒸気加減弁組立不良) 「作業ミス」
◇ 12/20 5号機(タービン建屋内放射性ガス漏れ)気体廃棄物処理系排ガス除湿冷却器出口サンプルラック内の3箇所の弁の閉め忘れ? 作業員の退避は柏崎原発史上最初 「作業ミス・作業員避難」
人為ミス、効率優先が原因の事故多発、事故があっても出力低下で修理、老朽化、定期点検短縮の影響。矛盾した発表、事故隠し、避難の事実隠し・行政からさえ不信・不快表明。
3.経産省の担当者が許しがたい発言
江越博昭大臣官房参事官(原子力立地担当)の本音発言
11月20日鹿児島県川内市で行われた原子力発電所所在市町村議会サミットの際、ホテルの一室での二次会の際行われた発言が問題になっています。
この会は、全国の原発立地点の議員が賛否両方の参加で行っているものですが、問題の発言は公式会議の終了後、柏崎市議7人の二次会で行われました。桜井市議に誘われ、この会に参加した経済産業省の江越博昭大臣官房参事官(プルサーマルの地元担当責任者)は、酒の勢いもあったのか本音を連発。
「電源三法交付金事業のラピカやプルサーマル住民投票で刈羽の人たちは、なんだかんだと言っているけれど、何もなかった刈羽で12万円の畳を買えるようになったのだ。」
「何もなかった刈羽村がだよ。」「そのことがわかっていないよ。」「感謝してもらいたいよ。」
「品物がどうあれ、そういう買い物ができるようになったことは原発のおかげだよ。」「そのことを感謝すべきだといいたい。」、、、、
こうした言葉を、数回繰り返し発言したということです。江越参事官はこの席にプルサーマル賛成の議員しかいない思っていた節がありますが、実はこの会には複数のプルサーマル反対の議員も参加していたため、早速この驚くべき発言は、刈羽中に広がる事になった訳です。
さらに、話は続きます。12月28日、御用納めの日、夕暮れになって、この会に同席していたプルサーマル賛成のS柏崎市議が「鹿児島川内市のホテルでの出来事は、事実だが、問題が発覚すると大問題になる。私に免じて穏便に取り扱って欲しい。」と何人かに要請、菓子折りを持ってお願いに来たところもあったという事です。要請を受けた者は、「江越参事官が事の重大性を察知し、S市議に働きかけたのだろう。」と話しています。某議員への電話でS議員は「江越参事官の発言メモが表面化すると彼の首が飛ぶ。発言事実は認めるが穏便な取り扱いを頼む。」と話しています。江越参事官の依頼を受けてS議員がこのような行動をとった可能性もありますが、この点については、確認が取れていません。
そして、刈羽からこのことの真意を質す質問状を提出し、柏崎にある保安院運転管理官事務所に伝達を依頼したところ、1月4日、急遽、江越参事官が柏崎に来る事になったという連絡が入りました。そこで4日の午後、刈羽住民との会談が持たれました。当然といえば当然ですが、参事官は、そのような発言はしていないと否定しています。しかし、一方でまた、、「原発で財政的に刈羽村や柏崎市は恵まれている。」という発言を繰り返し、参加した女性から批判されています。また、年末に菓子折りを持って刈羽を訪れたS市会議員とは、川内のサミットで会って以来、電話でも話していないと述べています。しかし、上記の内容はS議員や参事官がどう頑張っても、プルサーマル反対の議員に聞かれているのであり、もはや否定のしようがありません。また、この日、参事官が川内での出来事のメモを持っている刈羽村議の事務所に、名刺の裏に「挨拶文」を書いて置いていったことが判りました。
補助金をばら撒いて、言うことを聞けという原子力行政の根っこにある官僚の本音に、心ある住民は怒り、プルサーマルに賛成に近い人々からも不快感だとの話が聞かれています。
4.ちょっと気になるホームページ集
4−1.岐路に立つエネルギー 原発立地県からの検証 福島民報より
二十一世紀に入り、電力を取り巻く環境が大きく変化しようとしている。原子力発電では、プルサーマル計画という核燃料の再利用システムが当初目標より大幅にずれ込み、スタートのめどすら立っていない。国策とされる再利用システムが立ち往生している背景には、現在の態勢に対する不信感とともにエネルギー政策に、より積極的にかかわろうとする立地県の意識の高まりがある。国民生活の基盤となるエネルギー政策の揺れを立地県から問い直す。
(新潟関連の記事もあります。特集ページは↓です。)
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/201energy/
4−2.エネルギー政策の検討作業、来年度まで持ち越し−−佐藤知事が見通し 毎日新聞より
(記事全文は↓を。)
http://www.mainichi.co.jp/area/fukushima/news/20020105k0000c007001000c.html
4−3.第1回エネルギー政策市民検討会報告 講師海渡雄一弁護士 「原子力のゆくえ〜電力自由化と原子力政策」 http://www.ht-net21.ne.jp/~kannoyu/datugen/asatuyu/asatuyu125.html ※報告は開いたページの下の方にあります。
4−4.原子力政策 拡大路線には未来はない 2002年1月11日 毎日新聞社説より
http://www.mainichi.co.jp/eye/shasetsu/200201/11-2.html
4−5.射程 プルサーマルめぐる本音論議を 熊本日日新聞 射程 1月8日より
http://www.kumanichi.co.jp/iken/iken20020108.html#20020108_0000002351
4−6.炭素税など国に原発コスト支援策要請へ 朝日新聞1月11日より http://www.asahi.com/business/update/0111/004.html
4−7.風力発電建設ブーム、1年で3割増 米研究所推計 朝日新聞1月10日より http://www.asahi.com/science/news/K2002011001556.html
4−8.新エネルギー海外情報 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/foreigninfo/index.html
〜 現代は、一部の人に行政を任せて、ただ黙って従っていれば良い程単純な状況ではありません。市民が自分の責任を取り戻し、独自の情報も得て共に考えていく必要があると考えます。
特にプルサーマルや原発については、私達が命を預けなければならないにもかかわらず、悲しいことにマスコミや国の情報はかたよっている事があり、そのため、出来るだけ多方面からの情報を得て、状況を把握する必要があります。
そして誰もが安心・安全にこの美しいふるさとで幸せに暮らすために、何が本当に必要でどうしていったら良いのかを、共に考えていければと思っています。このメールマガジンがそのための一助になればと願っています。〜
☆ 発行&問い合わせ:
プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク(事務局・北岡はやと hayato@kisnet.or.jp )
※ 市民ネットHP http://www.kisnet.or.jp/net/ (←過去のメルマガもこちら)
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