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西山町の町民一座がオ−ディション
 江戸時代20年にわたる嘆願で藩政改革を勝ち取った天明義民の舞台上演を目指し、西山町で19日夜、東京から作家、演出家を迎え、町民の演劇クラブ「西山かたくり一座」(井利周治座長)がオーディションを行った。

 天明義民とはおよそ200年前、今の刈羽、三島郡の11藩が椎谷藩の圧政に耐えかね、前納金の返済などを求めた農民運動。武力なき抵抗で投獄、死罪などの犠牲者を出しながら、幕府などへの直訴、陳情を繰り返し、ついには藩政改革を勝ち取った。

 台本は、東京の町おこし演劇協議会の顧問で父親が柏崎出身の作家・石堂秀夫さん、制作・演出は同協議会代表の大滝満さん。2人は平成6年、中頚大潟町の町起こし芝居で台本執筆、制作、演出を担当した。「天明義民」は2幕21場、1時間45分。公演は11月15日、西山ふるさと館で行う。

 一座は4月に発足し、現在、17歳の高校生から70歳代まで町民70人余り。遺族ので西山ふるさと館館長の井利座長は「楽しみながら公演成功に向け、頑張ろう」とあいさつ。山田信町長は「『天明義民』をわが町の顔に。町民自らの活動で内外に訴えていこう」と激励した。

 台本の石堂さんは「厳密に時代考証したが、事実だけではドラマにならない。恋愛、夫婦の愛も創作し、こういう台本になった。皆さんの頑張りで良い芝居にしてほしい」と述べた。また、演出家の大滝さんは「本番までの5カ月、皆さんと心をふれ合いながら、良い芝居をつくりたい」とあいさつした。

 このあと、主要な配役について義民側、椎谷藩士側それぞれ2人1組で3組程度が本読みをし、作家、演出家が配役を固めていった。自ら役を名乗り出る参加者はおらず、事務局が指名するたびに笑い声が起こっていた。和やかな中にも、緊張した雰囲気が漂い、大滝さんは「固くならず、楽な気持ちではっきりと」とアドバイスしていた。

(1998/ 6/22)

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