PHOTOニュース

「お父さんと作ろう クリスマスケーキ」の講座。甘い香りと和やかな雰囲気に包まれた=7日、市民プラザ (2024/12/10)


市優良建設工事の表彰式。市長を囲んで、前列左から丸高建設、北洋、大和運送建設、中澤組、柏崎設備工業、植木組柏崎支店 (2024/12/09)


人口減少時代の地域づくりなどを考え合った「柏崎学シンポジウム」=1日、新潟産大飲食店に飲酒運転根絶へ協力を求める柏崎署員ら=5日夜、市内新花町 (2024/12/06)

>>過去記事一覧
東本町SC愛称は「フォンジェ」
 今秋オープンを目指す東本町まちづくり事業C地区のショッピングセンターで、開発にあたる第三セクターの柏崎ショッピングモール(増田泰一社長)は30日、愛称募集のベストネーミング賞(アメリカ西海岸四泊五日・一組二人)に市内小倉町の会社員・小林優子さん(28)の「フォンジェ」が決まったと発表した。

 4、5月の愛称募集には全国から3,652通の応募があった。県内は4割、県外は6割。公募専門誌に紹介されたことから、北海道から沖縄まで、ニューヨークからも1通応募があった。グッドネーミング賞(有名温泉旅行)には県外の3人が決まった。

 女性3人を含む12人の選考委員会(竹田満委員長)は事前審査と2回の会議で、類似語などを避け、(1)独創的、個性的で印象が強い(2)なじみのない語感でも、将来親しんでもらえる−−などの点から選んだ。「フォンジェ」は中国語の「風」(フォン)と「街」(ジェ)の発音から取った合成語。竹田委員長は「欧米語が主流という中、アジアを感じさせ、しかも柏崎に通ずる。ユニークで、1度頭に入ると忘れられない良い名だ」とした。今後、ロゴマークなどを検討するという。

 受賞の小林さんは、テレビ録画で中国語を独学中。当初から中国語でと考え、夫のヒントなどから柏崎のイメージにふさわしい単語の音を調べた。「アジアが好き。日本海に面した町としては、こういう発信もいいかな、と。名づけ親になった以上、多少アイデアも出さないといけないかしら」。18日の表彰式、10月末のテープカットにも招かれることになっており、「それまでには美容院に行きたい」と笑顔をのぞかせている。

 ショッピングセンター棟は今月から駐車場の建設が、第四銀行柏崎支店跡地のストリート棟は鉄骨組みが始まる。テナント充足率は変動があり、現在25店舗、83%。同社では「オープンまで90%は目指したい。7月が山場」としている。

(1998/ 7/ 1)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。