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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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小国でホタルサミット 「保護・育成」宣言
 ホタルの棲(す)める環境を守り、地域の活性化を目指す県ホタル連絡協議会(会長=牧野功平小国町長)の平成十年度総会とホタルサミットが3、4の両日、小国町で開かれ、参加市町村がホタルの育成やホタル鑑賞のイベントなどについて意見交換した。

 同会はホタルの生息する県内の自治体が、ホタルを通じての広域観光実現にも向けて平成6年に設立。現在、30市町村が参加し、当地方では小国町、高柳町が会員となっている。

 総会には巻町の笹口孝明町長をはじめ17市町村の行政関係者や八つのホタル愛好団体が出席。ホタル育成の先進地視察などを盛り込んだ今年度事業計画を決めた。またサミットでは、各自治体がホタルの飼育施設や自然環境に配慮したモデル水路の設置など活動事例を紹介して意見を交換。基調講演で宇都宮大学の三橋伸夫助教授は、英国や国内で進められているグラウンドワーク活動(住民・行政・企業のパートナーシップによる地域改善活動)を紹介しながら、地球環境の保全には地球・国家的視点と、住民が主体となったローカル的な視点の双方が必要なことを強調した。

 サミットは「ホタルの保護・育成に努める」などを内容にした共同宣言を発表し、夜はホタル鑑賞で交流した。来年のサミットは岩室村で開かれる。

(1998/ 7/ 6)

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