「お父さんと作ろう クリスマスケーキ」の講座。甘い香りと和やかな雰囲気に包まれた=7日、市民プラザ (2024/12/10)
市優良建設工事の表彰式。市長を囲んで、前列左から丸高建設、北洋、大和運送建設、中澤組、柏崎設備工業、植木組柏崎支店 (2024/12/09)
人口減少時代の地域づくりなどを考え合った「柏崎学シンポジウム」=1日、新潟産大飲食店に飲酒運転根絶へ協力を求める柏崎署員ら=5日夜、市内新花町 (2024/12/06)
>>過去記事一覧
会見の中で市長は、先月下旬に断念の通知があったことを説明し、「この期に及んでの見送りは、大変遺憾などというものでは済まず、憤りを含めて反発をしたい気持ちだ」と述べた。その上で「しかしひっくり返すことは不可能に近く、欠落部分をどう補って再構築していくかを組合・コンサルタント・県・国と協議していきたい」とした。
Aブロックは、商業・業務・ホテルゾーンとして、大きく3棟に分けて再開発を進める計画。このうちA1はワシントンホテルのフランチャイズであるホクリク総業(三条市)との間で平成7年に参画の覚書を締結、A2・A3は柏崎商工会議所、柏崎信用金庫、駐車場などが入る予定で事業を進めてきている。しかし、ホテルは当初のシングル150室をツイン25室に縮小し、これに伴い分譲マンションが新たに加わるなど事業の大幅な変更を経て、断念に至った。
ホテル部分が振り出しに戻ったことで、Aブロック全体の事業足踏みが心配されるが、市長は「A2・A3は予定通り進めたいということで、国・県の了解も得られると思う」と述べた。またA1の今後の対応については「現段階では引き続きホテル・コンベンション機能で代替業者を見つけたい。相当の苦労と時間を要するだろうし、景気低迷の折でもあり楽観はできない」とし、「今年秋から暮れごろまでには次の対応を確定させたい」との考えを示した。
(1998/ 7/ 7)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。