「お父さんと作ろう クリスマスケーキ」の講座。甘い香りと和やかな雰囲気に包まれた=7日、市民プラザ (2024/12/10)
市優良建設工事の表彰式。市長を囲んで、前列左から丸高建設、北洋、大和運送建設、中澤組、柏崎設備工業、植木組柏崎支店 (2024/12/09)
人口減少時代の地域づくりなどを考え合った「柏崎学シンポジウム」=1日、新潟産大飲食店に飲酒運転根絶へ協力を求める柏崎署員ら=5日夜、市内新花町 (2024/12/06)
>>過去記事一覧
田中氏は自民党公認を得られない中での戦いだったが、故田中角栄元首相の長女で妻の真紀子代議士と二人三脚の運動を繰り広げ、田中ファミリーへの根強い支持を見せつけた。20市のうち本市をはじめ9市でトップの得票を集めた。
大渕氏は大票田の新潟市でトップに立つなど都市部で優位に展開。社民党総力を挙げての戦いに、他の非自民票や女性票も上積みしたものと見られる。これに対し同じ現職の真島氏は、全国的な自民退潮と、田中氏出馬のあおりを受けた形となった。星野氏は推薦各党と連合新潟による組織戦だったが、連合が大渕氏支持と2つに分かれたことなどで非自民票をまとめきれなかった。
共産党新人の五十嵐完二氏(45)は、前回選挙の自身の票を倍増させ、10万票を超えた。自由党新人の本田佐敏氏(64)と自由連合新人の目黒一秋氏(35)は伸びなかった。
本市は田中、星野、大渕の3氏がいずれも1万1,000票台で並び、田中元首相のおひざ元とあってか、田中氏が一歩勝った。また、伝統的に同盟系労組の票が大きいことなどを反映して星野氏がこれに続き、反原発票も集めた大渕氏はわずかに及ばなかった。真島氏は7,000票にとどまり4位という結果に終わった。五十嵐氏は1,800票以上の上積み。
刈羽郡では、田中氏が地元西山町で34%の得票で圧勝、刈羽村でも最多得票を集めた。逆に高柳町と小国町は真島氏が高得票率を獲得し、対照的だった。
(1998/ 7/13)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。