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東電がプルサーマル説明会
 東京電力柏崎刈羽原発3号機(沸騰水型、出力110万キロワット)でウラン・プルトニウム混合のMOX燃料を使うプルサーマル計画をめぐって、同社が28日夜、市民向けの説明会を産文会館で開き、プルサーマルの必要性や安全性を強調した。柏崎・刈羽では昨年からさまざまな形でプルサーマル論議の場が設けられているが、東電独自の大規模説明会は初めて。会場には約400人が集まり、説明に熱心に耳を傾けた。しかし、質疑応答では参加者から不安や不信の声も上がっていた。

 冒頭、東電の榎本聡明・取締役原子力副本部長があいさつし、ウラン資源の有効利用としてプルサーマルを推進したい考えを改めて表明。引き続き出沢正人・柏崎原発所長らが、「MOX燃料の特性や運転中の挙動は十分に把握している」「チェルノブイリ原発のような事故は軽水炉では起きない」と説明した。

 また作家・上坂冬子さんと内藤信寛・柏崎商工会議所専務理事が講演。内藤専務はフランスのプルサーマル関連施設を今月視察した報告として、「プルトニウム利用も、危険性を認識した上で安全に管理・利用していく考え方からすれば違和感はない」と述べた。

 最後に、会場で配ったアンケートで出された質問151件を整理して回答したほか、参加者から直接質問・意見を受けて答えた。その中では、「今後もこういう説明会を開いて理解活動を進めてほしい」といった要望が出た半面、高レベル廃棄物の最終処分場が決まっていないことや、柏崎用MOX燃料の成型加工が先行することへの不安・不信の声が聞かれた。

 3号機では2000年からのプルサーマル導入を目指している。東電は、計画が1年早い福井・福島が受け入れ意向を表明していることなどを説明会で言及し「プルサーマルや核燃料サイクルへの理解は着実に進んでいる」とした。

 出沢所長は、このあと8月6,7,10,11,12日に市内26カ所と刈羽村5カ所のコミュニティセンター・公民館で地域別の説明会を開催する計画を明らかにし、「プルサーマルだけでなく、原子力発電について地域に発信するいい機会だ」との姿勢を見せた。

(1998/ 7/29)

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