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人物資料館 市制60周年記念事業に
市文化振興課はこのほど、旧市立図書館で仮称・かしわざき人物資料館の整備検討委員会(新沢佳大代表、委員8人)を開いた。同委員会は昨年、郷土の歴史に造けいの深い人たちで組織され、会合は通算5回目。この日は同資料館を市制60周年記念事業として位置づけることなどを確認した。
同資料館は新図書館の開館に伴って、使命を終えた旧館の活用を目指した。柏崎刈羽の産業、文化の礎を築いた先人の資料を一堂に集めて展示し、遺徳をしのぶ。また、先人の生き方を学び、心の糧にすることを目的にしている。
すでに産業・経済、社会、学術・教育・スポーツ、芸術・文化の4分野から人物案として約200人をリストアップ。資料提供の協力を求め、昨年秋から遺族などへの訪問活動を開始。これまでに市内・外で資料収集、調査活動を進めてきた。
同課によると、資料が大半、一部そろっている、訪問や電話で協力依頼済みが91人。このほかの23人は同委員会で保留、86人は未調査。一方、当初来年度に予定した館内の改修・展示工事を、12年度に行い、市制60周年事業として位置づける計画だ。
同課では、人物案の当面の目標を100人前後にしたいとしており、「人物によってはかなりのボリュームの資料もあり、企画展を考えたい。いずれにしても遺族の協力を得た後、展示方法など綿密に打ち合わせ、また専門的な立場から検討委員会の知恵を借りていきたい」とした。
(1998/ 8/ 1)
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