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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


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原発シンポ 反原発3団体も参加
 柏崎地区労組会議(笠原浩栄議長)など地元反原発3団体は4日、市が原発推進・反対双方の団体に呼び掛けて9月24日に産文会館で開く原発シンポジウムに実行委員として参加することを正式に市に連絡した。シンポジウムの性格やパネリストの配分に異議を唱えて対応を検討してきたが、ボイコットは避けることを最終的に決めたもので、パネリストも所定の枠の中で出すとしている。3団体が行政や原発推進団体と一緒にこうした催しに加わるのは初めて。

 このシンポジウムは、東京電力柏崎刈羽原発の誘致から約30年が経過するのを機会に、これまでの歩みを振り返り、当地域の今後を議論するのが目的。名称は、地域住民フォーラム「柏崎刈羽原子力発電所−−その30年の軌跡、50年の行く末−−」。

 反原発3団体が参加を決めたことで、実行委員会は市・刈羽村・市議会・刈羽村議会・柏崎商工会議所・刈羽村商工会・柏崎青年会議所・柏崎エネルギーフォーラム・反原発3団体・原発問題を考える県連絡センターの10団体で確定した。

 当日は、第1部「原子力発電所とともに30年、その回顧と評価」、記念講演をはさんで第3部「原子力発電所とこれからも半世紀、その期待と問題点」のつのパネルディスカッションを計画しており、パネリストは各団体の推薦1人ずつと公募2人になる見込み。3団体は第1部を希望している。

 3団体のメンバーである飯塚晴紀市議は「手作りと言いながら骨格は市で決めたり、パネリストも推進側が圧倒的に多くなったりするなど不満はある。それをすべて承服したわけではないが、参加する中でいろいろと訴えていきたい」と話している。

 実行委員会の打ち合わせはこれまで2回開かれており、事務局の市原子力安全対策課では18日の第3回会議で公募を含むパネリストを決定したい考えだ。

(1998/ 8/ 5)

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