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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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市が国会議員に施策要望 拉致疑惑究明尽力も
 市は6日、平成11年度の国家予算編成に向けて、本県選出国会議員への施策要望会を東京の衆院第2議員会館で開いた。原子力に関する一層の情報公開と広報の充実や、柏崎学園ゾーン内への施設導入・整備など40項目。また、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致(らち)疑惑で失跡している市内の蓮池薫さん・奥土祐木子さんについて真相究明と救出のための尽力も強く求めた。

 この要望会は、県に対する集中陳情に続いて毎年開いているもので、今年は衆院から桜井新、高鳥修、村山達雄の3氏、参院から吉川芳男、長谷川道郎、田中直紀、渡辺秀央の4氏が出席。柏崎からは、西川市長をはじめ市幹部職員や地元2県議、市議会正副議長らが上京した。

 要望事項は県に対するものとほぼ同じで、省庁別に九分野にまとめて文書を提出した。重点要望としては18項目を挙げ、原子力施策の充実と学園ゾーン事業のほか、核燃料税の地元定率配分、東本町まちづくり事業の推進、上越新幹線直行特急(ミニ新幹線)の具体化、国立療養所新潟病院の拡充整備、松波地区へのデイサービスセンター施設整備など、市が抱えている懸案や新規事業への支援を訴えた。

 一方、拉致疑惑の真相究明は重点要望の冒頭に据え、市長は「市民の生命・財産を預かる市長として、悲しみと怒りを抱きつつ20年の歳月を刻み込んできた家族の気持ちを察するに、到底納得のいくものではない」とし、政府をはじめとする関係機関に積極的な働きかけをしてほしいと述べた。出席した各国会議員も協力を約束した。

(1998/ 8/ 7)

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