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同社トヨタ工場は敷地約650平方メートル。トヨタ自動車明知工場の鋳造部門である第4生産技術部から車で5分の好適地。建物は7月に完成し、鉄骨2階建て営業所、同平屋建て工場延べ約475平方メートル。荒削りから仕上げまで行う最新鋭の高速門形型彫盤など機械の据え付けも完了した。
地元企業との共同開発も視野に、産業ロボット、ソフト開発、先端技術分野への進出を目指す。本社から約10人の技術員を派遣。本社との間でCAD/CAM/CAEシステムのデータ通信アクセスも整備した。
同社は昭和54年ごろから、コンピューター支援による自動車用エンジン金型などの設計、製作技術を導入し、トヨタ、日産、マツダなど大手自動車メーカーに納入。山岸幸雄工場長以下の努力によりいち早くデータベースの構築に取り組み、独自のソフトは700本、トヨタと共同開発の特許は5件を数える。試験研究の鋳造施設をもち、高い技術と充実した設備は金型業界では他の追随を許さない。同63年にはフランスのルノー自動車公団から設計、製造を受注し、話題を呼んだ。
米谷社長(70)は「5、6年前からトヨタのメンテナンス工場、営業所の設立を目指したが、立地に時間がかかった。今後、トヨタの大量生産ラインへの迅速な対応、情報吸収などが期待できる」と話している。昨年9月期決算の売上高は18億900万円。今期は25億円を目標にしている。
(1998/ 8/21)
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