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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

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米山小を耐震補強併せ全面改造
 市が先ごろから、市内米山小(庭田安治校長、児童数82人)で塩害などによる老朽化の解消を図るため、校舎の大規模改造工事に入っている。耐震補強を併せた全面的な改造工事で、市内小・中学校では初めて。同時に、前年度に指定を受けた文部省のエコスクールモデル校として環境を考慮した手法を設計に取り入れ、来春の工事完成を目指す。 同校は昭和41年度に改築して以来、これまで築後約30年を経過し、海沿いのため塩害などによる老朽化が進んでいた。また、平成7年度に実施された耐震調査の結果、補強を要するものと判断されている。

 工事はこれらの解消を図るもので、鉄筋コンクリート3階建て(広さ延べ約1,516平方メートル)の校舎を改造する。耐震壁やブレース架構の増設などで耐震補強を行うほか、既存のコンクリートの駆体はそのまま残し、内・外装に取り組む。 一方、前年度にはエコスクールモデル指定校として、各方面による研究委員会を設置して調査・検討。雨水を中水として花壇の散水に利用するのをはじめ、ソーラーライトによる照明、給食の生ごみのコンポスト化による堆肥の活用などを設計に反映させ、環境教育の充実に役立てていく方針だ。

 今回の工事では併せて給食室をドライ方式に改修し、衛生管理の強化に努める。児童らは2学期から工事期間中、プレハブ校舎で学ぶ。工期は来年3月20日の予定。

(1998/ 8/31)

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