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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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綾子舞の現地公開、約700人が古典芸能に魅了
 国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」の現地公開が「敬老の日」の15日、あいにく雨のため、市内鵜川の旧鵜川小体育館で行われた。この日は伝承学習で習った中学生が初舞台を踏むなど熱演が続き、約700人が優雅な古典芸能をたん能した。

 綾子舞が地元に伝わる由来にはさまざまな説があるが、その中で今から約400年前、京都で活躍していた女性芸能者・出雲のお国たちが演じた古歌舞伎が伝えられたとされ、同地区で長い伝承の歴史を刻んできた。 この日は小学生から一般まで踊り、はやし方合わせて42人が出演。舞台清めの「三番叟」を皮切りに、「常陸踊」「恋の踊」「小切子踊」などが次々と演じられた。途中、座元が記憶をたどらせ、50年ぶりに狂言「明神狂(く)れ」を復活させた。

 客席には市内はじめ、東京や青森、京都など全国各地から訪れた人もいて、舞台の所作にじっくり見入った。一方、カメラマンにとっては格好の被写体だけに、撮影用のカメラ、ビデオが所狭しと並び、いつもながらの人気を見せていた。

(1998/ 9/16)

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