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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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地震想定し、新興住宅地では初めて市防災訓練
 いつ起こるか分からない災害に備えよう−−と、市と市防災会議が主催する総合防災訓練が19日午前、剣野地区・剣野小学校前庭をメーン会場に行われる。市の総合防災訓練は平成6年度から毎年行われているが、新興住宅地・密集地の住民参加を得て実施されるのは、今回が初めてだ。

 災害想定は「19日早朝、柏崎市市街地を震源とするマグニチュード7.5規模の地震が発生し、震度6弱の烈震を観測。市内で家屋倒壊、火災による死傷者、道路寸断、ガス・水道などライフラインの被害が発生」というもの。

 防災無線による広報で、剣野地区五町内会の住民はあらかじめ決めてある7カ所の一次避難所に集まり、同地区の避難所となっている剣野小に移動。剣野と米山台保育園児、剣野小児童も避難を開始。医師や救急隊が現地に急行する。

 剣野小では事故車両救出救助、学校への放水、住民による倒壊家屋からの救助・救出、水バケツ消火など。学校屋上に取り残された負傷者救出のため、県防災ヘリが飛来する。また柏崎では初めて水と空気を圧縮するインパルス銃を使った消火も行う

 当日は市の防災計画に基づき、市職員も全員が出動。市役所四階に災害対策本部を設置して、被害状況の確認、関係機関との連絡、ライフラインの応急対策などに当たる。実際に比角にある保管庫から乾パン1,300人分、米60キロを剣野小に搬送し、焚き出しをして住民に配る。

 一方、この訓練と並行して、さざなみ学園では屋外退避訓練、高浜地区でも津波の襲来に備えて自主避難訓練を行う。市防災課では、すべての参加人数は地域住民1,000人以上、市職員など関係機関を含めて2,500人くらいになるとしている。

(1998/ 9/17)

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