PHOTOニュース

市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

>>過去記事一覧
柏崎の基準地価 商業地が下落に転じる
 県は21日、土地取引の目安となる県内の基準地価を発表した。柏崎では林地を除く全用途平均が0.3%の上昇で、上げ幅は前年より0.5ポイント縮小した。住宅地では、市内横山、上田尻地内が周辺の宅地開発などから3.6%、3.2%の上昇で、県内476地点中、それぞれ3位、4位の高率。半面、2年続きで県内4位の上昇率だった商業地3地点の平均はマイナス0.8%で、下落に転じた。

 この調査は、国土利用計画法に基づく適正な土地取引を図るため、都道府県知事が毎年7月1日現在で基準地の単位面積(宅地などは1平方メートル、林地は10アール)当たりの価格を判定している。国土庁が1月1日現在で調べる地価公示を補完する役割をもち、相互に公的地価のネットワークをつくっている。基準地価と公示地価は一体として土地取引の指標や鑑定評価の規準となるよう、一部は共通地点を設けてある。

 県内基準地は720地点。住宅地は前年比マイナス0.3%で、昭和50年度の調査開始以来、初めて下落に転じた。商業地はマイナス六・三%で過去最大の下げ幅となり、6年連続の下落。林地を除く全用途平均はマイナス1.3%で同じく過去最大の下げ幅となり、3年連続の下落だった。

 柏崎では、住宅地が新規1地点を加え12、住宅見込み地1、商業地3、工業地1、林地1の18地点で調査した。住宅地は横山地内の3.6%を最高に3地点で上昇、7地点で変わらず、1地点で下がった。平均変動率は0.7%の上昇だった。商業地は東本町2地内で2.3%の下落、2地点で変わらず、平均変動率はマイナス0.8%。また、林地では市内上方地内が山林需要の減少からマイナス7.0%で、前年に続き下落幅が0.4ポイント拡大した。

 柏崎刈羽32地点の基準地価は次の通り(林地は10アール当たり、それ以外は1平方メートル当たり。かっこ内は変動率)。

【柏崎市】
▽住宅地

春日2-9-35 4万4千5百円(0%)
横山長峯1438番30 4万3千円(3.6%)
上田尻池ノ峰2914番85 3万9千円(3.2%)
幸町6-12 8万円(0%)
諏訪町7-4 10万8千円(0%)
宮場町10-8 6万3千5百円(0%)
米山台3-4-6 5万3千2百円(0%)
北半田2-3-2 6万円(1.7%)
松波3-1-64 3万6千5百円(0%)
西本町1-8-2 8万9千円(マイナス1.1%)
鯨波3-4-8 3万9千5百円(0%)
安田古川3530番ほか3筆 2万5千円(-)

▽住宅見込み地

春日2丁目蔵西1976番1 2万1千円(0%)

▽商業地

諏訪町12-3 13万8千円(0%)
東本町2-2ー31 21万円(マイナス2.3%)
関町10-12 10万7千円(0%)

▽工業地

北斗町3-23 4万8千7百円(0%)

▽林地

上方竹ノ川内5584番 53万円(マイナス7.0%)

【高柳町】
▽住宅地

岡野町大地田1750番3 1万3千8百円(0%)
石黒東ノハバ6779番ほか1筆 千2百円(0%)
門出勝田5270番1ほか1筆 3千7百円(0%)

【小国町】
▽住宅地

武石月岡602番2 5千650円(0.9%)
原袋ノ原甲543番1 4千520円(0%)
新町小町584番2 1万6千円(0%)

【刈羽村】
▽住宅地

刈羽前田745番2ほか1筆 2万3千5百円(0%)
赤田北方前田436番 8千5百円(0%)
刈羽小谷地1753番3ほか1筆 2万円(0%)

【西山町】
▽住宅地

礼拝前田765番4 1万6千円(0%)
大崎抜山下556番1ほか1筆 9千8百円(0%)
別山内越1537番1ほか4筆 3千2百円(0%)
坂田下沢田1849番1ほか1筆 6千8百円(0.7%)

▽工業地

黒部嶋崎975番1ほか1筆 1万7千円(0%)

(1998/ 9/22)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。