PHOTOニュース

県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

>>過去記事一覧
原子力防災訓練 前回に続き住民参加
 東京電力柏崎刈羽原発の放射性物質放出事故を想定した県・市・刈羽村・西山町による原子力防災訓練が27日、県柏崎総合庁舎や市内高浜地区を中心に行われる。原子力防災計画に基づいて昭和59年から1年おきに実施されており、今年で8回目。前回から一般住民参加を取り入れており、今年も400人近くが退避・避難訓練を行う。

 当日は午前8時半に訓練スタート。柏崎原発5号機(沸騰水型、出力110万キロワット)で異常が発生し、放射性物質放出による影響が周辺地域に及ぶ恐れが生じたという想定で、県・地元3市町村と東京電力で対策本部を設置。国・警察・消防・自衛隊など関係機関と協力して、午後1時半までの予定で緊急時の通信、環境モニタリング、医療、広報、退避・避難などを繰り広げる。県の対策本部は柏崎総合庁舎。

 住民参加は、柏崎では高浜地区約170人と高浜保育園・高浜小の園児・児童・職員約60人、刈羽では全地区から100人弱、西山では黒部・長嶺など5地区を中心に約50人。それぞれコンクリート屋内退避や避難を行う。高浜は宮川コミュニティセンターと高浜小に退避をしたあと、園児・児童を除く住民が石地コミュニティセンターまでバスと自衛隊車両で避難する。小学生の参加と市外への避難は初めて。また今回は車いすの人のために市社会福祉協議会のリフトバスを一部で使う。

 一方、現行の防災計画と訓練に実効性がないと主張している柏崎地区労組会議など地元反原発3団体は当日、各班に分かれて監視・点検行動を行う。

(1998/10/23)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。