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桜井市長らと記念撮影をする本年度の市功労者表彰を受けた人たち=1日午前、市民プラザ (2022/07/01)


ごみの持ち帰りを呼び掛ける看板の取り付け作業=30日朝、東の輪海水浴場 (2022/06/30)


佐藤さんが撮影した火球クラスの流星=29日午前2時50分、市内加納地内  (2022/06/29)

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番神堂の鐘 半世紀ぶりにつり替え
 半世紀にわたって、市内に徐夜の鐘の音を響かせた番神堂(秋山文孝住職)の梵(ぼん)鐘のつり替え工事がこのほど行われた。新・旧の鐘は親子2代による寄贈で、新しい鐘には柏崎の代表的な民謡「三階節」の歌詞の一節が刻まれた。20日に落慶式を行った後、新しい鐘の音とともに新年を迎える。  

 番神堂のこれまでの鐘は昭和24年、妙行寺総代だった故石坂新太郎さんが寄贈したもの。当時、戦時中の供出でお堂には鐘がないままだったため、信心深かった石坂さんが寄贈を申し出た。戦後の物資のない時代。市内の工場で行われた製作過程では、信者が自身の指輪、ネックレスを溶鉱炉に入れ、心願成就を託した。

 以来、お堂は市内の2年まいりの名所として、大みそかの晩にたくさんの人が訪れ、鐘をついた。しかし、いつしかヒビが生じ、音も悪くなったことから、故石坂さんの長男・登一郎さん(東京世田谷区在住)が両親の追善供養をしたいと新しい鐘を寄贈した。

 新しい鐘は、富山県・高岡市の製作所で作られ、これまでの鐘よりひと回り大きく口径2尺5寸(約76センチ)。銅製。鐘の周りに経文、三階節の歌詞の中から「下宿番神堂がよく出来た向拝──」「明けたよ夜があけた寺の──」の二番が刻まれた。

 20日の落慶式には総代、世話人らが集まって、新しい鐘のつり替えを祝う。本格的に鐘をつくのは徐夜の鐘から。秋山住職によると、半世紀にわたる使命を終えた古い鐘は、しばらく番神堂入り口に置き、保存していきたいという。

(1998/11/ 7)

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