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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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初の市民手作り演奏会「第九」

 合唱、演奏とも市民による初めての「ベートーヴェン・第9演奏会」が20日、市民会館大ホールで開かれる。主催は同実行委員会(三井田勝一委員長)。市民オーケストラとして活動を続ける柏崎フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、この日のために編成した合唱団がステージに立ち、総勢約230人が師走の空に、歓喜の歌を高らかに響かせる。

 市内ではこれまで、民間会社の主催で2度、「第九」の演奏会が行われてきた。今年は、柏崎フィルが結成10周年を迎えることを記念して、市民と合同による初めての合唱付きの手作り演奏会として計画された。柏崎フィルにとって第七回の定期演奏会も兼ねる。

 この日のために編成した合唱団員はソプラノ、アルト、テノール、バスの各パートに合わせて約150人。高校生から70代までと幅広く、会社員、主婦、自営業など多彩な顔ぶれ。このうち3分の1が「第九」は初挑戦だった。 

 長岡市在住で、藤原歌劇団準団員の内山信吾さんの指導を受け、今年9月から合唱の練習を開始。これまで15回の特訓を重ね、仕上げを目指した。一方、柏崎フィルは毎週の定期練習でまとめを図り、当日は市外からの応援も含め、80人規模の大編成で演奏を受け持つ。

 開演は午後2時。指揮は柏崎フィルの若井道夫さん。ソリストには市内在住の吉岡範子さん(アルト)、小竹正さん(バス)をはじめ、合唱指導の内山さん(テノール)、高波礼子さん(ソプラノ)。ほかにオペラ「フィデリオ」序曲(ベートーヴェン)を演奏する。

 演奏会を前に、栗林康裕・柏崎フィル副団長は「ステージに上がり切れないほどの出演者がいる。迫力ある演奏会をぜひ期待してほしい」と話している。入場料は一般が1,000円、中・高校生が500円で当日はいずれも200円増。小学生以下は無料。取り扱いは市民会館ほか。問い合わせは栗林さん(電話22-3639)へ。

(1998/12/11)

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