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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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西山町で古式豊かに「お弓始」

 西山町二田の二田物部神社(三嶋千頴宮司)で7日、伝統のお弓始(ゆみはじめ)が行われ、町民、氏子関係者ら約40人が今年1年の平安を願い、弓を引いた。

 この行事は、大和朝廷からつかわされた弥彦、二田の神が越の国の邪悪を鎮め、農耕、漁法などを教え伝えたという故事にならい、江戸時代から200年以上続いている。まず、三嶋宮司が無病息災、家内安全、豊作などを祈って神事を行い、本殿から約20メートル離れた境内の的に向かって2本の矢を放った。

 この後、参拝者らは順番に弓をかまえ、それぞれの願いを込めて4本ずつ矢を放った。的に当たるたびに、見守る人から拍手とどよめきが上がり、和やかな空気に包まれた。このうち、同町出身の大学2年生・佐野麻希子さん(20)は弓道部員。史学レポート作成のため帰省中で、家族とともに初参加した。数カ月弓を引いていないというものの、2本が見事に的中し、大きな拍手を浴びてニッコリ顔だった。

(1999/ 2/ 8)

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