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市会のプルサーマル論戦始まる

 市議会2月定例会は1日の本会議で、新年度一般会計当初予算案に対する質疑が行われ、午前中の総括質疑で今市会の最大の焦点である東京電力柏崎刈羽原発プルサーマル計画の論戦が始まった。その中で西川市長は、市民クラブ・朋友会・整風会の保守三会派が提出したプルサーマル計画の2001年先送りも視野に入れた容認意見書に対して一部困惑の姿勢も見せた。

 総括質疑に立った桜井雅浩氏(整風会)は、意見書で示した考え方を踏まえ、「われわれはプルサーマル導入を容認する考えは不変だ」とした上で、国が2001年の行革で予定している原子力安全・保安院新設などの早期実施を強く求め、「導入時期は国の責任・判断にかかっている」と主張。計画通り来年の導入になるか、2001年になるかの問題について「国の責任ありき」を強調した。

 これに対し市長は「意見書は正直言って考え込む部分もある」と答え、導入時期の点で困惑していることを指摘。可否判断は「議会や市民の最大公約数をどう掌握できるか。また国・事業者の考え方もまるっきり無視はできない」とした。

 休憩中に報道陣の質問に答えた市長は「仮にプルサーマルを受け入れるとすれば、容認を明確にした今回の意見書はありがたいということになるが、時期の点は調整が必要になる」と述べた。

(1999/ 3/ 1)

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