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拉致疑惑で情報提供求める立て看板

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による日本人拉致(らち)疑惑で、県警、柏崎署は17日、昭和53年7月に行方不明になった市内土合、大学生・蓮池薫さん=当時(20)=と同平井、美容指導員・奥土祐木子さん=同(22)=の失跡現場近くと見られる市内中央海岸の入り口に、情報提供を求める立て看板を設置した。

 看板は、昭和52年に新潟市で下校途中に行方不明になった中学生・横田めぐみさん=当時(13)=の現場付近と合わせ2カ所に設置された。文面では拉致事件を伝え、「当時、全国では拉致容疑事件が相次いで発生しており、海岸から連れ去られた可能性もあります」として、情報提供を求めている。

 柏崎署では当時、家族から届け出を受け、非公開で調べたが、手がかりはつかめなかった。その後、昭和62年11月の大韓航空機爆破事件で北朝鮮の工作活動が明らかになり、拉致されたと見られる日本人教育係の身元が特定されたことから、県警は平成3年5月、市内の男女の追跡調査班を設置した。

 同署では「これまでもポスターを配って情報を求めてきたが、事件を風化させないためにも市の協力を得て看板を立てた。今も捜査は続けており、事件解決のため市民の協力を得たい」としている。

(1999/ 3/18)

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