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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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今冬の積雪まとまり、平成で2番目に多い量

 県柏崎土木事務所はこのほど、昨年12月から今年2月末までの郡市4地点(市内三和町の同事務所、西山、小国、高柳の各町役場)で観測した累計降雪量をまとめた。4地点の平均降雪量は515.3センチ。平成では7年度(7年12月−8年2月)の544.8センチに次ぐ、2番目に多い量だった。

 各観測地点の3カ月累計降雪量は、土木事務所が211センチ、西山町池浦の同町役場が219センチ、小国町法坂の同町役場779センチ、高柳町岡野町の同町役場が852センチ。このうち2月の降雪量は柏崎と西山が共に130センチ、小国が379センチ、高柳で408センチ。中山間地の小国、高柳は1月とほぼ同じ程度の降り方だったのに対して、平場の2地点は2月の方がおおむね60%増だ。しかし全体としては平場と中山間地の差は大きく、土木事務所でも「今冬は山雪型だった」と振り返る。

 今冬の4観測地点の平均を近年と比較したグラフは別掲の通り。8年度、9年度が少雪続きと言われた平成時代の平均的な降雪量だったのに対して、今冬は7年度と共に、4回の豪雪(昭和55年度・56豪雪、58年度・59豪雪など)を含む過去20年間の平均に近い数値になった。豪雪といわれた年の2月末までの4地点平均累計降雪量は55年度が1,020センチ、58年度1,156センチ、59年度1,236センチ、60年度1,458センチで、20年間でもこの4回だけ1,000センチを突破している。1,000センチは「豪雪」の1つの目安ともなりそうだ。今冬の降雪量は、平成の平均よりは多いが豪雪の年の約半分ということになる。

(1999/ 3/19)

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