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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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女性プラン一層推進へ 市民会議総会

 かしわざき女性プラン推進市民会議(関根富紀子会長、会員数175人)が29日午後、市内学校町のソフィアセンターで総会を開き、真の男女共同参画の実現を目ざして、今年の事業計画などを決めた。

 同会議は平成六年春からスタートした同プランの推進組織として、同年秋に発足した。以来、複雑・多様化する女性問題の解決に向けて、5つの主要施策を課題に掲げながら、事業・研修・広報の三部会で活動を進めている。

 会では関根会長が「21世紀は国を挙げて、男女共同参画社会を目指す時代になる。本プランも計画終了まであと二年になり、今年から準備に入る。次の第2ステージはどんな形、意識であればいいかをみんなで考え合いたい」と述べた上、「行政などとのパートナーシップが課題。併せて会のレベルをもう半歩でもアップして、参画の形をそれぞれ模索していこう」と呼び掛けた。

 一方、来賓の市長は「各部会でのまるごとのボランティア活動は頼もしく、大変感謝している。市民にも活動がじわじわと広まっていくものと思う」とエールを送った。

 引き続いて議事に移り、年度前半には講座や講演会、パネルディスカッション、行政との語らいの広場、ワインパーティーなどを計画。後半には柏崎フォーラムへの参加と支援、パワーアップ講座などを盛り込んだ。このほか新たに、これまでの活動をまとめた報告書作成のため、編集活動に取り組んでいくことを決めた。 この日は竹信三恵子・朝日新聞社学芸部次長が「女の人生選び−多様化を生きるために−」のテーマで記念講演を行い、女性を取り巻く環境の変化、不透明な時代を生き延びるための3原則などを語った。竹信さんは「自分の人生は自分で選びに、不安定な状況に打ち勝ってほしい」と歯切れよく提言して、集まった人は熱心に聴き入っていた。

(1999/ 5/ 1)

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