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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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新緑の季節にイサザ漁

 例年、桜の開花とともに産卵のため市内鯨波の前川河口に寄ってくるイサザ(シロウオ)が、今年は6日になってようやく本格的に姿を現し、地域の人が独特の4つ手網を操る光景が見られた。

 イサザにしょうゆをつけての踊り食いは旬の味覚として、また漁の光景は春の風物詩として親しまれている。かつては海が白くなるほどやってきたイサザも近年はめっきり数が少なくなった。今年も市内の桜が見ごろを迎えた18日に少しばかりやって来たイサザだが、その後は、シーズンと言われる4月末まで全く姿を見せず、地域の人たちも「今年はだめか」とあきらめていた。

 6日午前は暖かな風も吹き、かなりの数のイサザが岸に近づき、地域の人も「こんな年は珍しい。初物で最後でしょう」と話しながら、忙しく網を持つ手を動かしていた。

(1999/ 5/ 6)

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