春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり＝ 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)
見頃を迎えた里山のハナモモの花＝15日午前、市内谷根 (2024/04/15)
青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら＝13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)
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市が3月末現在で調べた65歳以上の高齢者人口は18,700人あまりを数え、住民基本台帳による高齢化率は21.4％になった。前年同期に比べてさらに0.6ポイントの増加を示し、高齢社会の進展を数字の上でも表した。
これによると、65歳以上の人口は男性が7,630人、女性が11,108人で合わせて18,738人。前年同期の18,301人（男性7,452人、女性10,849人）に比べて、男性が178人、女性が259人の合わせて437人増えた。
住民基本台帳による市の総人口（87,601人）に対して、65歳以上の高齢化率は21.4％。これまでは前年同期比0.4ポイント−0.5ポイント台の伸びで推移する中で、前年の場合が0.7ポイント、今年の場合はそれに次ぐ0.6ポイントの伸び。市民の4.68人に1人が65歳以上ということになった。
また、平成10年度の県平均の高齢化率は20.0％、国平均は16.0％だったことから、本市の高齢化がこれらを先行する形で進んでいるといえる。
市福祉課ではこうした状況に、「高齢化率の上昇は、本市の高齢者人口が増加傾向で推移していること。その一方で、率を算出する市の総人口がさらに前年同期よりも170人あまり減っており、分母が小さくなったことも挙げられる」とした上で、「元気館を拠点に一層の福祉充実を。来年度から実施の介護保険制度を前に、従来からの施策の精査を行い、スムーズな移行を図りたい」としている。
この5年間の本市の65歳以上人口、市の総人口に占める高齢化率の推移は別表の通り。
(1999/ 5/15)
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