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 柏崎港に27日、高さ90メートル近い巨大なクレーン船が入港し、同港で製造していた直江津港防波堤用ケーソン(コンクリート製の箱)などの運び出し作業を始めた。運搬する数は32個。7月上旬まで順次行われる。

 直江津港では現在、東側の海を埋め立てて火力発電所と新しいふ頭を建設する計画が進められており、その最初の埋め立てに使うケーソンと円筒形コンクリート基礎を昨年暮れから柏崎港で製造していた。

 ケーソンは、長さ17メートル、幅13メートル、高さ13.5メートルのものが28個、長さ23.9メートル、幅8.9メートル、高さ15.5メートルのものが2個。またコンクリート基礎は直径21.9メートル、高さ8メートルが2個だ。いずれも重さが約1,600トン前後。高さは4階から3階建てのビルに相当し、32個が並んだ光景はアパートが建ち並んだようだった。

 柏崎に入港したクレーン船は石川県七尾港からで、3,000トンの物をつり上げることが出来る。船体の長さ95.4メートル、幅41メートル、クレーンの高さは88メートル。大きなケーソンがマッチ箱のように見え、その姿は中央通りからも眺められるほどのジャンボサイズだ。

 これから7月上旬をめどにケーソンを1つひとつ海に下ろして浮かべていく。ケーソンは船に引っ張られて直江津港に運ばれ、砂を入れて所定の位置に沈めて設置されるという。

(1999/ 5/28)

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