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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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綾子舞会館で11日、オープン記念の公演

 市内女谷、伝承の里「綾子舞会館」オープンを記念して、国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」の特別公演が7月11日、同会館向かいの静雅園前で開かれる。主催は綾子舞保存振興会(高橋長究会長)、市文化振興課、柏崎市農業協同組合(罍金五組合長)。公演に先駆けて、自他ともに「綾子舞応援団長」を認める東京の舞踊家・須藤武子さんの講演も行われる。

 同会館は伝承芸能の綾子舞などを通して、都市との交流、情報の受発信によって地域の活性化を目指した。併せて、地元特産品の販売機会の確保に期待するとともに、綾子舞の衣装・道具を公開展示し、より多くの人から理解を深めてもらうことを目的に、今年4月に開館した。

 特別公演の会場になる同会館向かいの静雅園は市文化財指定。江戸時代末期につくられた座観式の日本庭園だ。豊かな自然を背景にした特設舞台で、高原田地区が小切子踊、常陸踊、閻魔王。下野地区が小原木踊、恋の踊、三條の小鍛冶の演目を予定し、踊り、狂言などを繰り広げる。時間は午後1時から3時まで。入場無料。雨天の場合は旧鵜川小体育館。会場では綾子舞関連品も取り扱う。

 一方、講演を行う須藤さんは日本を代表する民俗舞踊家。昭和38年に綾子舞と運命的な出会いをしてから、これまで見守り励まし続けてきた。演題は「綾子舞を学ぶ」。会場は同会館内、聴講無料。定員は百人。この方は申し込みが必要で、希望者は早めに同会館(電話29-3811)、または同課(電話23-5111、内線364)へ。

(1999/ 7/ 2)

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