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駅前駐輪場の建設始まる

 市が市内日石町地内で計画を進めている「柏崎駅前自転車駐車場」(駐輪場)の建設工事がこのほど始まった。完成は来年3月末で、4月からの供用開始を目指している。

 市民生活に密着した自転車、原付バイクなどを、市では都市交通の重要な手段として位置づけ、特に通勤通学でJR柏崎駅から鉄道やバスを利用する人たちの利便を図るため、駅周辺の数カ所に駐輪場を設けてきた。しかし自転車の数は年々増え、特に駅前のJR管理の駐輪場が便利なことから、自転車があふれるようになり、さらに本来駐輪禁止の歩道にも自転車が放置されるようになった。

 このため市は、都市美観の向上と安全で円滑な交通機能確保、自転車が雨に濡れない対応などを目的に、駅に近い場所に大規模な駐輪施設の建設を計画。日石加工柏崎工場の理解を得て、昨年度、同工場敷地約710平方メートルを取得した。

 施設は鉄骨2階建て、延べ床面積約1000平方メートル。1階に216台の自転車と50台の原付バイク、2階には385台の自転車を置くことが出来、整理しやすいように平置き式のラックを備える。また1階には管理人室、男女のトイレなども整備する。2階への入り口には自動感知式の自転車搬送コンベアーを備え、利用者は自転車をこの上に乗せ、倒れないように手を添えて階段を上る。坂道を押して上がるような力は必要ないという。建物本体の建設費は約1億2400万円。

 利用方法については、関係機関や駅前の商店街、利用者代表で構成する「柏崎駅自転車対策検討委員会」で具体的に詰めている段階だが、料金は無料、正月などごくわずかな日を除いてオープンとし、時間も信越線の各駅停車が運行している時間帯にする方向で検討を進めている。このほか、駐輪場を利用しやすくし、しかも歩行者との交錯防止、安全を図る対策として、市ではバスターミナル周辺の若干の改造も計画している。

 駐輪場の供用開始に合わせて、同施設から一定の範囲内を自転車放置禁止区域に指定し、駅前の美観や歩道の確保も進めていく方針だ。

(1999/ 7/16)

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