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トキ二世の名付け親に柏刈4校が認定受ける

 環境庁が募集したトキ二世の名前公募で、正式採用された「優優(ユウユウ)」を命名した全国の小学生グループに、このほど「名付け親認定証」が送られた。柏崎刈羽関係でも21日、柏崎小(大矢紘一校長)の6年1組など4グループに届き、夏休みを前に、うれしいプレゼントになった。

 優優(ユウユウ)は佐渡トキ保護センターで、中国産トキのつがい友友(ヨウヨウ)と洋洋(ヤンヤン)から生まれた。環境庁の名前募集に対して、全国の学校、学級単位などによる小学生グループから11,199件の応募が寄せられた。採用の優優は「ユウユウ」だけでなく、「ユーユー」も名付け親として認められたもので、全国で192グループ。本県では最多の63グループで、柏崎刈羽関係では同校のほか、南鯖石小3年生、石地小5年生、渋海小4年生が選ばれた。

 このうち、柏崎小では6年生が今年6月、「達人を訪ねて」をテーマにした修学旅行で同センターを訪れた。その際、二世誕生の歴史的なビッグニュースで多忙にもかかわらず、展示館長の鶴間昭夫さん、30年あまりにわたって飼育を続ける近辻宏帰さんからていねいな対応をしてもらったことから、感謝の意味を込めて、みんなで一生懸命に名前を考え、学級ごとにそれぞれ別の名前で応募した。 名付け親に認定された1組(児童数31人)は担任の細田千恵子教諭も含め、児童全員が名付けた32種類の中から家族にも投票してもらい、最も人気の高かった優優に決めたという。環境庁から優優の最近の写真入りの感謝状が添えられ、認定証が届くと、クラス全員が大喜び。細田教諭は「まさか採用されるとは思わなかった。本当に夢のような話。名前にはすぐれていて、やさしい心のトキになってほしいとの願いを込めました」と話した。

(1999/ 7/22)

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