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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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にぎやかに北条城山まつり

 越後毛利家をテーマに、北条地区の歴史や文化、地域づくりなどを紹介する第3回歴史とふれあいフェスティバル「毛利北条城山まつり」が15日、北条城山、北条南小、鹿島諏訪神社で多彩に繰り広げられる。主催は同実行委員会。

 NHK大河ドラマになった毛利元就の祖先が同地区南条の毛利氏という縁から始まったまつりも今年で3回目。今回は、地域住民が一体となって北条の新しい文化を創造し、地域交流、地域活性化など、まつりの原点や意義を見直しての取り組みだ。地域の各種団体を網羅し、実行委員会を拡大して準備を進めてきた。

 当日は午前10時、地区内4カ所で狼煙(のろし)をあげてスタート。城主の館跡にあたる鹿島諏訪神社で北条丹後守の武者行列出陣式を行い、10時半に出発。十日市林道入り口まで歩く。いったんバスで城山直下まで行き、再度、山城の雰囲気の中を歩いて本丸跡を目指す。

 山城を探検する北条城攻略ウオークラリーは九時45分に南小をスタート(参加受け付けは9時から)。武者行列と本丸跡で合流する。本丸跡周辺には宝物カードを置き、見つけた小学生や幼児には後で宝物(当日のお楽しみ)と交換する宝探しも行われる。

 また鹿島諏訪神社では午前10時から野だて、南小では10時半からふるさと市を開催。午後1時半には同小で北条牛の丸焼きを食べる(参加費200円)。このほか同小では午後3時からの北条歴史クイズ大会を皮切りに、大ビンゴ大会、ふるさと芸能祭など。終了は午後9時。朝から夜まで盛りだくさんの行事が続く。

 実行委員会ではこの機会に、地区を訪れる多くの人に北条毛利氏や城山について知ってもらうものを残そうと、北条駅に城山全体の地図や説明板を掲示する。一方、空堀や馬つなぎ場など城山全体に残る遺構・神社・仏閣などを散策できる「北条いにしえロード」として、地域の人たちが手作りの木の案内板をこのほど約20カ所に取りつけた。

(1999/ 8/10)

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