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石油献上の歴史絵巻 西山で草生水まつり

 西山町の町制40周年を記念する第13回草生水(くそうず)まつり(同実行委員会主催)が21日、西山ふるさと公苑で開かれ、極彩色の中国宮廷建築「西遊館」を舞台に、石油で栄えた町の歴史絵巻を繰り広げた。

 まつりは今から1300年以上昔、越の国から燃える土と水が天智天皇に献上されたという故事(日本書記)にもとづく。草生水は石油の古称。日本最古の採油地の歴史を伝えようと、昭和60年に当時の町商工会青年部有志の企画で始まった。

 献上行列は今も原油がわき出している同町妙法寺の献上場(おんじょうば)で採油し、午後7時半ごろ、町内外の観客が見守る中、中学生を含む72人が官吏、護衛など古式ゆかしい装束で公苑に到着した。また、今年は初めて地元子供会の稲虫送りも途中で合流した。

 献上式では、ライトアップで夜空に浮かぶ西遊館をバックに草生水に火がつけられた。近江の大津宮での献上が再現され、同町石地の石井(いわい)神社に約300年伝わる大和舞3曲が舞われた。駐車場周辺には露店が立ち並び、フィナーレの盆踊りへと引き継がれていった。

(1999/ 8/23)

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