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骨髄バンク登録呼び掛けキャラバン隊

 ドナー登録30万人を目指し、骨髄バンク全国キャラバン隊(全国骨髄バンク推進連絡協議会主催)が24日午後、市役所を訪れた。7月に出発した全国キャラバンの一環で、この日は三条、長岡、小千谷を経て、柏崎入り。西川市長にアピール文やメッセージ、命のアサガオの鉢などを手渡し、協力を呼び掛けた。

 骨髄移植は白血病などの血液難病の有効な治療法の1つ。ただ、骨髄移植では移植を受ける患者、骨髄を提供するドナーの白血球の型が適合しなければならず、日本人の場合、適合する確率は500人から数万人に1人といわれ、患者の希望をかなえるためには30万人のドナー登録が必要という。

 全国キャラバンは、今年5月に非血縁者間の移植が2000例を突破したのを記念して、骨髄バンクへの関心を高めてもらおうと、同協議会が企画。7月18日に北海道と沖縄から2班がスタートした後、全国各地でボランティア団体がリレーしながらドナー登録の協力を呼び掛けてきた。

 市役所を訪れた一行は「にいがた・骨髄バンクを育てる会」(平山敏雄会長)のメンバーら20人。市長にアピール文を手渡し、普及啓発を求めた。また、白血病のため、7歳で亡くなった中条町の丹後光祐君が残したアサガオの種を育てている市内の南鯖石小の児童がメッセージを朗読し、アサガオの鉢を贈った。市長は「元気館の開館をきっかけに、ドナー登録の受付を実施させてもらい、皆さんの熱意にこたえていきたい」と労をねぎらった。

 元気館で行うドナー登録の受付は11月7日の予定。登録事業に関心のある人たちの協力を求めており、詳しくは市管理課または元気支援課へ。

(1999/ 8/25)

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