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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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新井満氏迎えメジカル30周年記念講演会

 柏崎市刈羽郡医師会(会田恵会長)が18日、産文会館で、柏崎メジカルセンター創立30周年を祝う記念式典を開く。これに先立ち、本県出身の芥川賞作家・新井満氏を講師に招いて、一般公開講演会を開くことから、たくさんの来聴を呼び掛けている。

 同センターは昭和44年10月、市内栄町地内で地域医療の中核施設として開設された。以来、住民健診、臨床検査、准看護婦(士)養成を3本柱に据え、広範な活動を推進。これにより、柏崎刈羽の住民の保健・医療・福祉の分野に大きな貢献を果たしてきた。

 記念講演では、環境問題がクローズアップする中で、21世紀に向け、自然との共生を考え合う場を目指した。テーマは「環境の時代―木を植えた男を訪ねて―」。南フランスの作家ジャン・ジオノが書いた「木を植えた男」をもとに、新井氏が不毛のプロバンスの大地に木を植え、緑の大地に変えた男の話を例に語る。 時間は午後2時から3時半まで。続いて30分間、サイン会。聴講無料。入場整理券などの問い合わせは同医師会事務局(電話23-2111)へ。

 新井氏は1946年新潟市生まれ。上智大卒業後、電通に入社。音楽・映像プロデューサーとして200タイトル以上の環境ビデオを制作し、この分野の草分け的な存在。「組曲・月山」「ワインカラーのときめき」などシンガー・ソングライターとしても多くのヒット曲がある。1988年に「尋ね人の時間」で第99回芥川賞。昨年の長野冬季オリンピックでイメージ監督を務めた。

(1999/ 9/ 2)

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