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「伊能ウオーク」柏崎に 250人歩く

 「平成の伊能忠敬・ニッポンを歩こう 21世紀への100万人ウオーク(伊能ウオーク)」(日本歩け歩け協会、伊能忠敬研究会、朝日新聞社主催)の一行が9日夕、柏崎に到着。10日朝には約250人が集まって、市内西港町の夕陽のドームで出発式を行い、次の目的地の柿崎町を目指し、元気にスタートした。

 西暦2000年は、伊能忠敬が測量を開始して200年に当たることから、その足跡をたどる記念のウオーク。今年1月25日、第1ステージの東京を出発。21世紀の幕開けになる2001年の元日まで約2年間、日本全国を5つのステージに分けて、合わせて576日、約1万キロを歩き続け、再びゴールの東京を目指す。

 柏崎は先月22日に長野を出発した第3ステージの途中。10日午前8時半から行われた式では、主催者の岩城元・朝日新聞社「伊能ウオーク」事務局長が「柿崎まで元気に歩こう」とあいさつ。西川市長は「壮大な計画に、うらやましくもあり、すごいと感激している。伊能忠敬をしのび、確かな歩みを続けてほしい」と励ました。

 続いて、200年前に伊能忠敬が作成したという地図の複製に、市長が140番目の首長として署名のセレモニー。大内惣之丞隊長が「天候に恵まれ、いいコンディションで歩けると思う。たくさんの参加をいただいており、一緒に歩きながら親交を深める機会にしたい」と呼び掛け。一中吹奏楽部の演奏に見送られながら、次々と歩き始めた。

 一行は本部隊など27人のほか、地元から参加したデーリー隊が42人。このほか、途中まで参加する見送り隊もいて、海岸線は長い隊列。松田伝十郎石碑、米山関所跡などを通って約21キロを歩き、夕方には柿崎のかきざきドームへ。年内には大阪入りをする予定だ。

(1999/ 9/10)

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