PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
11日から年末の交通事故防止運動

 「来る年へ つなごう笑顔で 無事故の輪」をスローガンに、年末の交通事故防止運動が11日から31日まで県内一斉に繰り広げられる。運動の重点は高齢者の交通事故防止、飲酒運転の追放だ。

 期間中、各自治体では広報を通じて事故防止を呼びかけるとともに、市や交通安全母の会、柏崎署では70歳以上の1人暮らしのお年寄り宅を訪問し、反射材などを配布して、事故に遭わないよう注意を呼び掛ける。また、同署ではパトロールや取り締まり、歳末警戒を強化し、特に飲酒運転に目を光らせる。年末は飲酒の機会も多いことから、地域や家庭、事業所などで「酒を飲んだら運転させない」「運転する人に酒をすすめない」など、お互いに声を掛け合う運動を進めて欲しいとしている。

 柏崎署管内で今年に入って12月5日までに発生した人身交通事故は436件で、前年同期より51件(13.2%)の増加。死者は7人で、4人減少しているが、事故の24時間以降に死亡した人が4人おり、実質は変わらない。けがをした人は528人で80人(17.9%)の増加。このうち、重傷のけが人は106人で、前年同期より47人、79.7%と大幅に増加しており、事故が大きなけがに結びついているといえそうだ。

 例年同様に、高齢者と若者が関与した事故が多く、また、発生場所の40%が交差点。県全体に比べて、柏崎地域は信号無視による事故、日ごろ通り慣れている道路での事故発生比率が高かった。このため、基本的な交通ルールやマナーの徹底、”油断禁物”の心構えが大切──と、同署では強く呼び掛けている。

 なお、管内では、夕暮れが早くなり、天候の悪い日が多くなった11月以降、大きな事故が相次いでいるという。

(1999/12/ 9)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。