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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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産大・工科大が新年度から単位互換

 新潟産業大学(荊木久弥学長、学生数1844人)と新潟工科大学(阿部武雄学長、同1919人)は21日、2年生以上の学生が相手大学の受け入れ科目の授業を受け、単位を取得することができる単位互換協定を結んだ。詳細をさらに煮詰めたうえ、掲示、ガイダンスなどで学生への周知を図り、新年度から実施する。

 大学間の単位互換は、異なる分野の大学が連携し、多様化した学生ニーズにこたえるため、全国で取り組みが始まっている。本県では昨年3月、長岡技術科学大と長岡造形大が県内の国立大と私立大間で初めて協定を結んだ。柏崎では工科大の開学当初から両学長間で話があり、昨年5月から実務者レベルで検討を重ね、両教授会で協定書、実施要項などを審議した。大学間交流、授業の活性化などの期待もあるという。

 選択できる開講科目は、産大が2学部で245科目のうち、講義科目を中心に経済学部の95科目と人文学部の62科目。工科大は工学部四学科で294科目のうち、専門科目で概論的なものなど39科目。ともにゼミナール、実習・実験などは除く。相手大学の受講、試験で取得した単位は、学生の卒業単位として認める方向だ。授業料など履修に伴う新たな負担はない。

 産大で行われた協定調印後、工科大の阿部学長は「工科大では教養系科目が少ない。一方、工科大の専門科目でも産大生が望めば取得は可能。学生のプラスになればいい」と述べ、荊木学長は「これだけ距離が近い大学同士の単位互換は珍しいのでは。いい成果を出したい。今後も、相互に魅力ある学科を設けることができれば」と答えた。

(2000/ 1/22)

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