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昨年の柏崎の交通事故 死者は平成で最少

 柏崎署管内では昨年1年間に482件の人身交通事故が発生し、8人が死亡、583人(24時間後に死亡した3人を含む)が負傷した。平成に入ってから、発生件数は過去最多、しかし死者は最も少なかった。

 発生件数は統計を取り始めた昭和42年以降、47年の512件、45年の502件に次いで3番目に多い。死者は過去最少だった昭和60年(4人)に次ぎ、56年、61年と同数で2番目に少なかった。管内の死者数は県内33署中、平成9年がワースト2位、10年が同3位だったが、昨年は同7位となった。また物損事故は1855件で前年より109件の増。物損、人身を合わせた件数は2337件。1日当たり6.4件だった。

 人身交通事故では高齢者と若者が関与した事故が例年同様に多いが、若者の中でも高校生が関係した事故が前年に比べて倍増し、30件発生した。前年は4人が死亡した2輪車事故は、件数は増えたものの死者は1人もなかった。また人身事故の約7割が自分が住んでいる自治体内の道路で発生しており、「慣れた道での事故が多いのも柏崎刈羽の特徴」と柏崎署では分析する。

 路線別では国道8号が107件で前年より35件増え、全体の22%を占めた。252号は30件(7件増)、352号は28件(6件減)。国道8路線の合計は207件で43件の増加、全体の43%に当たる。

 8件の死亡事故は、日曜日と土曜日にそれぞれ3件、火曜日に2件と、特定の曜日に発生。時間帯も午前6時―8時が2件、午後2時―4時が1件のほかは、午後6時―8時が2件、同8時―10時が2件、同10時―12時が1件――と、夜の時間帯に集中している。

 県警本部と柏崎署では今年の交通事故対策として、安全速度の定着化、高齢者の事故防止を重点に、基本的なルールやマナーの向上を目指すマナーアップ作戦に全力で取り組むとしている。

(2000/ 1/24)

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