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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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演劇フェス 熱演の舞台で初回飾る

 柏崎演劇フェスティバル(市産業文化会館、市観光公社主催)が29日から、同館文化ホールで始まった。劇団THE風・FOU(猪俣哲夫座長)が同日と30日の2日間、「不登校治します。家庭教師のレッツ」を上演し、初回のステージを飾った。この後、3月上旬までアマチュア団体が熱演を繰り広げていく。

 フェスティバルは「真冬に夏の青空が見たい」をキャッチフレーズに開かれ、今年で6回目。市内で数多くのアマ演劇団体が活躍する中で、活動発表の機会と場を提供してきた。併せて演劇を通し、市民生活の向上、豊かな地域文化の醸成を目指してきた。

 劇団FOUの作品は猪俣座長の書き下ろし。不登校の女子中学生をめぐって、家庭、学校、人間模様などを描き、「肩の力を抜いて」「ビリでもいい。人生は乗り越えていけるんだ」などとメッセージを送った。作品のベースには童話「ハーメルンの笛吹き男」が流れ、将来の再生への期待を持たせつつ、幕を閉じた。今日的な問題をテーマにしたステージ上の熱演に、会場は大きな拍手でわいた。

 この後の上演予定は次の通り。入場券は1公演券が500円、フリーパス券が1500円(全7回公演)、ただし小・中学生は無料。取り扱いは同館、市民会館の各事務室、柏崎日報社など。問い合わせは産文会館事務室(電話24―7633)へ。

【演劇フェスティバル】
▽2月6日午後2時=柏崎高校演劇部「学校へ行けない子供達への教本」、柏崎商業高校演劇同好会「オルゴール」
▽同13日午後2時=柏崎演劇研究会「学年末テスト必勝法」「落とし文」
▽同19日午後7時、20日午後3時=柏崎ミュージカルワークショップ「きよしこの夜」
▽同26日午後7時、27日午後2時=劇団のあ「はくらくの果実」
▽3月4日午後7時=劇団さくら座「DearMyself」
▽同5日午後3時=魚沼一座「山辺に生まれて」

(2000/ 1/31)

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