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鳥類調査で長嶺大池にヒシクイ

 県環境生活課はこのほど、1月16日に県内44地点で実施した「ガンカモ科鳥類生息調査」の結果を発表した。柏崎刈羽の調査地点は例年同様、鯖石川河口―番神の柏崎海岸、柏崎刈羽原発構内(港)、西山町長嶺の大池の3カ所。このうち長嶺の大池では柏崎地方で近年見られなくなったガンの一種ヒシクイ4羽が確認されるとともに、原発構内で県内では珍しいヨシガモが87羽も見られ、愛鳥家の話題となっている。

 この調査は野鳥の保護と生息環境の保全を図るため、昭和45年1月から全国一斉に行っており、柏崎刈羽は日本野鳥の会柏崎グループが県の委託を受けて、種類と数を調べている。

 ヒシクイはユーラシア大陸北部で繁殖し、冬に日本列島に南下して越冬する9種類のガンの一種。大きさはハクチョウとマガモの中間くらい。県内では豊栄市の福島潟と大潟町の朝日池が飛来地として知られる。柏崎でもかつて佐藤池や鯖石川河口の湖沼でたくさん見られたが、佐藤池が埋め立てられてからは、時折、上空を飛ぶ姿が見られる。日本野鳥の会柏崎グループの小林成光さんは「長嶺の大池とその周辺の湿地で数年前から時々姿が見られる。朝日池との間を行き来しているようで、今年初めて調査日に確認できた。池はヒシクイが生息するには少し狭いが、かつての佐藤池のように飛来地として定着してほしい」と話す。

 一方、ヨシガモ(雄)は長髪状に伸びた紫栗色の冠羽、黒緑色の大きな頭、黒い首輪が特徴のカモ。県内では6地点で169羽が確認された。本来は淡水に生息し、佐渡の加茂湖に53羽、大潟町・朝日池に21羽いたが、「海水の港内に最も多い86羽がいたことで、愛鳥家の注目を集めている」と小林さんは話している。

 県内で確認されたハクチョウ類11,492羽の89.8%がコハクチョウという中で、長嶺の大池はすべてオオハクチョウ。県内で確認されたオオハクチョウ1,049羽のうちの15%が同池にいることになる。

 柏崎刈羽の調査地点で確認されたガンカモ科鳥類と数は次の通り。

【柏崎海岸】 ▽カモ類=カルガモ1、ホシハジロ82、スズガモ5 【原発構内】 ▽カモ類=マガモ2348、カルガモ1032、コガモ948、ヨシガモ86、ヒドリガモ3、オナガガモ9、ホシハジロ10 【長嶺の大池】 ▽ハクチョウ類=オオハクチョウ158▽ガン類=ヒシクイ4▽カモ類=マガモ643、カルガモ45、コガモ65、ホシハジロ82

(2000/ 2/10)

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