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博物館に珍稀生物情報続々

 冬の日本海は珍稀(き)生物の宝庫。市立博物館にはこのところ相次いで貴重な情報が寄せられている。

 市内大和町、佐久間久雄さん(69)は西山町の大崎海岸の付近で、甲羅を上にして漂着していたタイマイを見つけた。健康維持のため、趣味と実益を兼ねてジバサ拾いに出掛けた佐久間さんは「肝心の海藻がなく、足を伸ばして歩いていたところ、ひと目で珍しいカメだとわかった」と話し、さっそく図鑑で調べた上、同館に連絡した。

 このカメは太平洋・インド洋などに分布し、熱帯・亜熱帯の暖かい海に生息するウミガメ。同館の箕輪一博学芸員によると、県内では近年、採捕の記録があまりなく、市内では平成元年以来のこと。甲長が約29センチ、幅が約22センチ、重さが約2.6キロ。エボシガイが付着して、長旅を物語り、箕輪学芸員は「衰弱して海岸に打ち上がったのではないか」と見ている。

 また、西山町妙法寺、西村信行さん(35)は同じく大崎海岸付近で、南日本や太平洋、インド洋など温・熱帯域に分布しているマツダイを採捕した。「波打ち際にいて、まだ生きている状態だった。初めて見る魚だったので、博物館に」と西村さん。同館で計測したところ、全長が約27センチ、重さが約380グラム、体高が約10センチの大きさ。近年では1993年以降、市内でこれまで3例が確認されているだけという。

 こうした情報の提供に、箕輪学芸員は「長い海岸線を持つ当地ならではの珍稀生物の研究を進めるため、何よりもありがたいことだ。ぜひ協力してもらいたい」と話している。

(2000/ 2/23)

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