PHOTOニュース

創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

>>過去記事一覧
循環バスは北側市街地 検討委が意見集約

 公共的な施設などへの利便性を高めるため、市が導入の可能性を探っている市街地循環バス運行の検討委員会(委員長=出井信夫・新潟産大助教授、委員7人)の3回目の会合が17日、市民会館会議室で開かれ、柏崎駅を起点に信越線北側の市街地を広く回るバスの運行を最終目標とする報告書をまとめることにした。

 この日はこれまでの議論を踏まえて、当局・事務局が示した運行経路案と収支見込みについて意見を交換し、集約を進めた。委員からは、柏崎駅を起点に東本町、四谷、刈羽郡病院、総合福祉センター、さらに公共交通のないソルト・スパ潮風、元気館などを広く循環するバスの導入が最終目標という意見が多かった。導入に当たっては、経費や目的地までの乗車時間などの関係で、東本町やソルト・スパなど市街地海岸部を先行実施してから郡病院などを含めた市街地全体に広げてはどうか、また経費はかかるが海岸部と郡病院などを回るルート2つを設定してはどうか――などの意見があり、これらを調整して最終的な取りまとめをする。

 市は平成9年度にバスを中心とした公共交通システム構築の可能性を検討。この中で循環バスが提案された。市街地とその周辺に多くの公共・公益的施設や商業集積地があるが、自家用車を運転できないお年寄りや子供たちはこれらを順に回ることが困難なことから、相互に連絡して利用者の移動利便性を高め、施設の一層の有効利用、市街地の魅力向上を図ろうというもの。同時に自家用車から公共交通に転換することで、渋滞解消や環境への配慮も――というのが目的。昨年11月から運行経路や時間帯、運行主体、経費など幅広く検討を加えてきた。

(2000/ 3/18)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。