PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
小和田氏の特別講演も WPF5月に

 市制60周年記念事業の一環として、5月に開催を予定している「ワールド・パートナーシップ・フォーラム(WPF)・イン柏崎刈羽」の第1回実行委員会が25日、産文会館で開かれた。この日は当局が事業概要などを説明し、委員の意見を求めた。

 同フォーラムは、駐日大使や参事官など在京外交団と中央の経済界代表らによる自由な論議を通して、21世紀に向けて日本の進むべき道や幅広い外交のあり方などを探る。併せて、豊かな自然と文化、伝統を持つ柏崎・刈羽の魅力をアピールすることがねらいだ。日本国際問題研究所(小和田恆理事長)が1992年から毎年2、3回、東京と地方でセミナーを開いており、この一環になる。

 日程は5月26日から28日までの3日間。「環境とエネルギー」を中心に、国際情勢など幅広いテーマに取り組む。27日にはセミナーを開いて、小和田理事長が特別講演を行うのをはじめ、基調講演、討論などを進める。また、国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」の鑑賞など柏崎・刈羽で日本文化なども体験してもらう。参加者は今のところ約70人を見込んでいる。

 実行委員会の構成委員は別掲の15氏。初回のこの日は藤原宣夫・WPF代表幹事、谷内正太郎・外務省条約局長を迎えて開かれた。席上、委員長の互選が行われ、西川市長に決まった。委員長代理の安達助役は「地方都市にも国際化の波が活発に押し寄せている中で、格調高いフォーラムが開催できることを大変喜んでいる。ぜひ大勢から参加してもらい、自然や文化を体験してもらえたらうれしい」と述べた。

【実行委員会】
▽藤原宣夫(WPF代表幹事・日本国際問題研究所理事)
▽谷内正太郎(外務省条約局長)
▽松本健司(県企画調整部国際交流課長)
▽西川正純(柏崎市長)
▽加藤実(刈羽村長)
▽樋口昭一郎(高柳町長)
▽牧野功平(小国町長)
▽三富利郎(西山町長)
▽曽田恒(柏崎地域国際化協会長)
▽荊木久彌(新潟産大学長)
▽阿部武雄(新潟工科大学長)
▽植木馨(柏崎商工会議所会頭)
▽土田新吾(柏崎観光産業振興協会長)
▽出沢正人(東京電力柏崎刈羽原子力発電所長)
▽室星正幸(東北電力柏崎営業所長)

(2000/ 3/27)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。