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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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植木さんがそろばん師範10段に

 市内北園町、そろばん塾経営・植木實さん(72)がこのほど、日本珠算振興会(会長・鈴木善幸元首相)から師範10段位の認定を受けた。現役の指導者としては県内で初めてだ。

 師範10段位は指導者に贈られる最高段位で、今回は全国から20人が認定された。植木さんは今年1月までの17年間、自身が開いているそろばん塾から各種検定に受検者延べ1万人以上を送り出した実績が認められた。

 植木さんがそろばんを始めたのは小学5年生のころ。「手に職をつけるようにと母にいわれ、父とは1級取得の約束を交わした」と当時を思い出す。戦災で東京から市内に移り、小学校の代用教員をしながら25歳で商工会議所の珠算1級を取得後、そろばん塾を開いた。現在は市内6カ所で小学生を中心に約300人を教えている。

 植木さんは「10段位の認定は名誉なこと。そろばんを勧めてくれた両親に感謝したい」と喜びを語った。

(2000/ 4/10)

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