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小国町議会が解散 町民の投票で賛成過半数

 小国町に創価学会が大規模な墓地公園「信越メモリアルパーク」の建設を計画している問題で、建設反対派の町民が求めた同町議会解散の賛否を問う投票が14日行われた。即日開票の結果、解散に賛成する票が有効投票数の65.6%に当たる3,527票となり、地方自治法で定められた半数を超えたため、町議会は開票結果確定(同日午後10時20分)と同時に解散となった。出直しの町議選は40日以内に行わなければならず、6月13日告示・18日投票のスケジュールが有力だ。議員定数は現在20だが、定数の削減が行われており、18の議席を争う。

 解散投票は、昨年12月の定例議会が墓地推進派議員が提案した建設促進決議を賛成多数で可決したことから、「墓地造成に反対する町民の会」が「議会は多数の町民の声を反映していない」として今年3月24日に有権者の署名を集めて、解散を請求した。4月24四日の投票告示以来、墓地反対・解散賛成側と墓地推進・解散反対側の2つの勢力が激しい戦いを展開してきた。

 平成9年秋から墓地計画をめぐって町を2分した議論が続けられてきたこともあって町民の関心は高く、投票率は4年前の町長・町議選(94.04%)には及ばなかったものの、昨年春の県議選(81.38%)を大きく上回る88.98%に達した。

 この投票で議会は解散したため、出直し選で新町議の顔ぶれや構成がどうなるのか注目される。また8月には墓地設置の許認可権を持つ町長の選挙が予定されること、さらに今回の投票は墓地計画に対する住民の判断も1つの焦点とは見られていたものの、あくまでも議会解散の賛否を問うものであったことから、墓地問題が今後、どう動いていくかは不透明なままだ。

 牧野町長は投票日翌日の15日朝、いつもと同じように午前8時半前に役場に登庁。無言のまま町長室に入り、収入役らと打ち合わせ会議に臨んだが、開票結果についてはノーコメントを通している。

(2000/ 5/15)

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