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豊かな自然を背景に、上演された綾子舞。かがり火がたかれる中で、優美に披露された=25日夜、市内鵜川の綾子舞会館前 (2022/06/27)


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三井田蔵漆倶館に90年ぶり「一生庵」の額

 市内東本町3、越後柏崎・三井田蔵漆倶館(三井田勝一館長)の茶室にこのほど、中村文庫で知られる中村藤八(1853―1920)の筆による「一笑庵」の額が掛けられた。藤八が書いて以来、およそ90年ぶりに再びよみがえったもので、近く同館で行うコンサートの席でお披露目するという。

 三井田館長にとって、藤八は母・千賀子さん方の曽祖父。藤八が創立した「柏崎物産会社」の裏に、一室を「一笑庵」と名付けた蔵を持ち、当時の文人たちの交流の場にしていた。三井田館長は茶室の愛称にふさわしいとして、千賀子さんが所蔵していた2枚の書のうち、1枚は額に、1枚を市立図書館に寄贈した。

 書には藤八の号である「藤昌」、高野米峰の押印も見え、当時の交友をしのばせる。同じ年代の作品で、山田鏡古による「一笑庵にて中秋の観月」を茶室用の掛け軸にしつらえた。いずれも今からおよそ90年前の作品という。

 当初は取り壊す予定でいた蔵を母屋にくっつける移築工事を終え、今年で4年。蔵の中でクラシックギターのコンサートを、という粋な催しも回を重ねており、三井田館長は「近く予定しているコンサートでは、ギターの音色と、90年前の書を楽しんでもらえたら」と話した。

(2000/ 5/25)

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