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刈羽ラピカ茶道館の畳 ボード床に村も絶句

 刈羽村の生涯学習センター「ラピカ」の茶道館に納品された畳は設計書の高級畳と異なる普及品だったとして、住民7人が加藤村長に施工業者への損害賠償請求を求めて住民監査請求を行った問題で、畳床は稲わらを全く使用しないボード床の仕様であることが1日分かった。村では「手抜き工事」と受け止め、改めて施工監理会社に厳正な調査を求めた。

 出荷証明書によると、畳床は「1級品 JIS A5902」。ラピカを管理する生涯学習振興公社職員らが1日午後、畳をはぐってみたところ、稲わらは使われていないことが分かった。畳は裏のひもを持ってわきに抱えると片手で持てるほどで、ラピカ本館の和室畳より劣るものだった。村総務課長と、東京から謝罪に来ていた設計施工監理者も立ち会い、「手抜き工事」と絶句した。同社は坪当たり200万円の茶道館の見積もりに関連し、「畳は台座から作り、材料を吟味し、特注で割高」などと説明していた。

 茶道館は数奇屋造りで京間とされるが、納品の畳は京間よりやや大きく、メートル寸法。畳床は厚さ約六センチで、畳表の下に合成樹脂系の板と厚さ約1センチのボード、裏は白と青のシート張り。茶室8畳、水屋、寄付き各4畳半、つなぎの間8畳で、2種類の大きさの畳23枚と半畳4枚だ。監理者の見立てでは1枚1万円を下回る品で、設計書との違いを現場で初めて確認した。

 畳は1枚12万8000円の高級品とされたが、納品された畳は住民監査請求を行った請求人らが試算した21,500円のさらに半額を下回る可能性が高い。畳業者は発注業者の注文通りの見積もり金額で仕上げたとしており、その金額は設計価格よりはるかに低かった模様だ。もとは中頚柿崎町の畳業者が受注したものを頼まれ、引き受けた仕事だった。監理会社は検査時、これまでの協議、指示などの経過から、畳表や縁などをチェックしただけで、裏側までは見なかったという。

 村総務課では「本館和室の畳より上等と思っていたのに。故意にやったとしか思えない」とショックを隠せず、「施工監理者、元請け施工業者の責任をただしたい。監理者に厳正な調査を求め、必要があれば第3者への調査委託も考える」と話している。当局内には「最終的に引き取った村の責任も免れない」との受け止め方もある。

(2000/ 6/ 2)

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