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鼓童公演 3,000人を魅了

 柏崎とはめおと都市の佐渡・小木町を本拠地として世界的に活躍する和太鼓集団「鼓童」の柏崎公演(同実行委員会主催)が10日、市総合体育館で開かれた。本市の市制60周年を飾る秋のイベントの始まり。あいにくの空模様にもかかわらず、入場者数は総勢で約3,000人に上り、強さと繊細さを合わせ持つ舞台に酔った。

 午後6時の開演前には、同館のメーンアリーナに設けられた畳席、いす席をはじめ、観覧席はいずれもぎっしりの人。トルコの印象をもとに作られた「三日月の夜」をオープニングに、腰だけを移動させて打ち込む独特のたたき方の「三宅」、日本の伝統的なリズムパターンを現代感あふれる曲にした「千里馬」などを次々と繰り広げた。

 締太鼓、宮太鼓、篠笛などが勇壮、繊細な音を奏で、インドネシア・バリ島の楽器「ティンクリ」も舞台に彩りを添えた。中でも、直径3尺9寸の1本の木をくり抜いて作った宮太鼓による曲では、表と裏に分かれた2人の打ち手が下帯姿で演奏し、1人が心臓の鼓動のように地のリズムを刻み、もう1人がそれに乗って自由に打ち込んだ。アンコール曲で締めくくるまで、観客の大きな拍手が鳴りやまなかった。

(2000/ 9/11)

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