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市長選に村山前市議が出馬へ

 任期満了に伴う11月12日告示・19日投票の市長選に、前共産党市議の村山史彦氏(65)が無所属で出馬することが20日決まった。近く正式表明が行われる。「プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク」のメンバーなどでつくる「21世紀の新しい柏崎を考える会」(桑山史子・吉田隆介代表)や、共産党系の「民主市政を実現する柏崎市みんなの会](小竹幸蔵代表)が新しい市民団体を発足させて戦う考えだ。これにより市長選は、三選出馬を決めている現職・西川正純市長(57)と村山氏の一騎打ちの見通しとなった。

 村山氏は、市内野田出身。新潟大学教育学部卒。旧新潟短大附属高教諭などを経て、昭和50年から市議六期。共産党の県委員、中越地区常任委員、柏崎市委員長。今年6月の衆院選・二区に同党公認で立候補し敗れた。市内穂波町。

 市長選をめぐっては、今年7月に結成された「21世紀の新しい柏崎を考える会」が東京電力柏崎刈羽原発プルサーマル計画反対と経済打開を柱に、西川市長の対立候補擁立を目指してきた。社民党や柏崎地区労組会議、共産党とも協議の場を持ちながら、現職市議を含む複数の人物と交渉したが、不調に終わった。これを受けて共産党側で人選に入り、同会はそれを待つ形となっていた。

 最終的には共産党も参加している「柏崎市みんなの会」が村山氏を推薦し、20日の協議で「考える会」も支援を決めた。新しく発足させる団体により、党派を超えた市民選挙を戦いたいとしている。今後、政策の詰めなどを行い、新団体への参加を広く求めていく。

 一方、社民党は、共産党色の強い村山氏が出てきたことを受けて、28日の柏崎支部協議会全党員集会で対応を話し合う。

(2000/10/21)

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